アトリエカルトナージュレッスンその2

月曜日にいらしたS.N.さんの作品の続きです。

紙挟みのカルトレルをお作りになった後、午後にまたご自分で数字出しとデザインを決めて作り上げるオンリーワンのノート作りに着手して頂きました。

本格的な製本アトリエで作るノート作りとは、全く違い、中味の糸とじノートはイタリーから輸入したものを使います。
表紙の厚みやノートの厚みを測定しながら独特の方法で、背の部分が丸く仕上がる文具女子に相応しい優しい雰囲気のノートが仕上がります。
最近は文具女子のイベントがあり、出かけたいとは思いますが、オミクロンにかかると後遺症も酷いらしく、絶対に感染しないことが重要とアメリカの脳外科の医師が発言していたのを改めて聞いて、人の多いところはまだ避けています。

今回使用されたのはトラベルノート。御朱印帳も今やお寺ではなくお城も城印があるそうですから、同じような感覚でこれから行きたい観光地とか、既に出かけて思い出のあるトラベル日記みたいにして使用するのも人生が楽しくなりそうです。

トラベルノート

観光地での宿泊施設名はじめ詳細を記することができます。イタリア語と英語での表記なので中学生レベルの英語さえわかれば十分使いこなせる立派な思い出作りのノートです。

内容

中味のノートには栞が既に付いて出来上がっていましたが、さらに2本ショップにある細めの栞を付けて、その上から花布を上下につけて、すっかりノートのおしゃれを施し完成です。
若草色の製本クロスとこげ茶のレオーネ柄のプリント紙がスッキリとした組み合わせで、イタリアンな雰囲気全開です。
今回は花布部分としおりのカラーをお見せできなかったのがとても残念!
ノート表紙をのりつけする仕上げの作業が1番難しいのですが、お一人ではじめてとは思えない手さばきでノートを完成されて、私も感激してしまいました。
是非これからもノート作り続けてくださいね。

ノート出来上がり
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6月は衣更え

6月は衣更えの季節です。
毎日着物習慣をし始めてみると、こよみが気になります。

5月になってからは暑い日も続くので,既にお着物は単衣のものを着ていました。
襦袢も半襟も6がつからは夏物に変えるので箪笥の中から引き出したり、今まで着ていた長襦袢を洗濯したり、着物の衣更え仕事までも増えています。

長襦袢も半襟も6月は夏用の麻や絽の布地のものに変えます。
今年新しくゲットした夏用の小物、京都のきねやさんの麻の足袋と博多織の紗の伊達締め。
とりわけこの夏用の紗の伊達じめは涼しくてしっかりハリがありとてもおすすめです。
そして帯枕や帯板もヘチマ素材のものがあり、涼しいので私は夏も冬もこのヘチマ素材を愛用しています。

足袋と伊達締め

毎日の着物ともなると着物の下に身につける小物や下着にごく自然に目がいくようになりました。
これから暑い夏に向かうと足元は通気性の良い麻の足袋。そして伊達締めも紗でできたものがあるとは今まで気が付かず着物屋さんの勧めで今年はじめて使い始めました。
この伊達締め冬でも通気性が良いから使いたいぐらいで、普段着けている半幅帯の間に帯板を入れなくても帯がピンと張る効果もありちょっと感激しています。

ミンサー織り

着物の自撮りってやはり難しいですね。自撮り棒の必要性をひしひしと感じています。
今日のコーディネートは単衣着物に日本橋竺仙の手織りミンサー織りの帯。帯締めは三分ヒモで焦げちゃ色と若草色のリバーシブルなので今日は焦茶の方を使っています。

普段着での着物だと帯も半幅帯で結び方も貝の口と言う男の人の帯の結び方と同じやり方。すぐ結べるのであっという間に着替えは終わります。

着物は足元が冷えないので、超冷え性の私には冬も足元ほかほかで夏はクーラーの効いたお部屋の中でも冷えずに快適に過ごせて,これからはずっと手放させない生活の一部になるでしょう。

アトリエカルトナージュレッスン 月曜リクエストレッスン

久々に新潟からお越しのS.Nさんのアトリエレッスン。
今日はA3サイズの紙挟み、カルトレルを自由デザインで,ご自身でサイズ出しをしながら製図をして作り上げる作業でした。

2時間半オンタイムで完成しました。
初夏の雰囲気100%カラー,若草色のクロス焦茶の四角いキャレのモノトーン古典柄がスッキリ。
深緑の丸ゴムをハトメの穴に通して向こう角をゴムで覆うと蓋が閉まる仕掛けです。

カルトレル 紙挟み

内側は厚手マーメイド紙の青を使い収納ポケットを作り、クロスのカラーとコントラストが爽やかな印象です。

内側の始末

今までゴムどめには、ハトメの中に平ゴムを差し込んで固定して仕上げていましたが、今回は丸ゴムを使用してショップでも結構人気の金具、フェルマエラスティコをゴムの先端に装着してゴムが伸び切ってしまったら交換できるようにしました。
この丸ゴムをハトメの中に入れて装着するのは少し無理があるのでフェルマエラスティコを使用しています。

フェルマエラスティコ

仕上がりも完璧でどこかで購入されてきたような美しいカルトレルが出来上がりました。
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SDGsなクッキーギフトボックス

しばらくご無沙汰している友人達とランチをする事になり、アトリエそばにあるパン屋のクッキーがとても美味なので手土産に持参する事に。

折角なのでクッキーボックスを作ってみようとスナップトレーの作り方で、高さのあるトレーを作り蓋をかぶせて箱にすることにしました。

簡単なのに厚紙からカットしていると、まだ不自由な指ではちょっときついかなと思いつつも一気に作ってみました。

蓋にはサーモンピンクのモアレクロス,箱にはスエード調クロスベージュを使用してみました。
シルクタッチのモアレピンクがとても優しいい感じで雰囲気よく仕上がりました。

クッキーボックス

早速購入したクッキーを入れてみました。ぴったりのサイズ。
蓋を外すと自然にトレーになるので、友人達も驚くかなあ、とその微笑ましい姿を想像してみたり、と。
作りながら楽しみも増えました。

クッキーボックス

パッケージにリボンをつければこのままお渡しできるので、無駄な包装も必要なくSDGsですかねえ!

SDGsギフト

2人分完成しました。

クッキーギフト

スキルアップレッスンとフレンチの優雅な昼食

久々のスキルアップレッスンをお二人をお迎えして行いました。
M.T.さんはソーイングでお使いになる特殊な定規2本を入れるケースを、オリジナル製作なさりたいという事で製図から作りあげて、本日は終日レッスンでしたが完成にはいたりませんでした。

もうお一人 N.I.さんは近々10人近い方のレッスンをなさると言うことで、その作品のポイントチェックをしながら作成して、その後9つの引き出しキットを使った作品作りに。
こちらも作業が細かく完成に至りませんでした。

何よりもお久しぶりの事だったのでお昼にはアークタウンにできたばかりの本格フレンチレストラン「REVEレブ」でランチコースを皆さんでいただきました。

Reve 外観

コースメニューのため事前予約しないと昼夜問わずお食事にありつけないので、一人でちょっとお食事と言うわけにもいかず私も便乗して皆様とゆっくり1時間お昼を楽しみました。

いただいたメニューは都内の一流ホテルで提供されるアフタヌーンティーのメニューにあるサンドイッチとミニケーキを除いたオードブル風のフレンチメニューが4点とサラダにメインのお肉,それに出来上がるたびに出てくる焼きたても自家製パン3種、デザート,コーヒーで終了,といった具合。
ずっしり重たいフレンチではないのでちょうど良いお腹具合です。
お値段も4800円とリーズナブル。ホテルのアフタヌーンティーメニューをオーダーすると6000円〜10000円近かったりするので出来立てを頂けるこちらのメニューはリーズナブルでお得です。

サーモンのミキュイ  鴨肉のサラダ
サーモンのミキュイ 鴨肉のサラダ

ずわい蟹の焼きテリーヌ   新玉ねぎのムース
エビとずわい蟹の焼きテリーヌ 新玉ねぎのムース

トリュフのキッシュロレーヌ   メインの肉料理の牛頬肉のデミグラス煮込み
トリュフのキッシュロレーヌ 牛頬肉のデミグラス煮込み

この牛頬肉はワインの香りが心地よいぐらいたっぷり漂い,濃厚でした。
そして何よりも一点一点のオードブルが大きめの見栄えする器に入って出てくるので、気分もハイ。
アフタヌーンティーのオードブルはちっちゃいし,既に冷めているのでこちらでほかほかをいただくのは贅沢極まりないかもです。

牛頬肉のデミグラス煮込み2

デザートのチーズケーキもサッパリしていて美味しくお料理を締めてくれました。

チーズケーキ

どのメニューも高価な材料の香りが味わえて優雅な昼食が楽しめました。

オンラインレッスンとアトリエレッスン

オンライン作品をアップしたばかりですが昨日は中国地方の生徒さんとオンラインレッスンで同じ作品:ナプキンスタンドを型紙作りから行いました。
オンラインで2時間でしたが、完成まであと少しのところで終了。あと1時間あれば仕上がったようです。


アトリエレッスンでは自由デザインで形を作り上げる際には作図しやすいように方眼工作用紙を使用して型紙を作っていきます。もちろんCADやイラストレーターを使いこなせる方には無用ですが、のんびり作図していくには、パソコンの前で作業するよりずっと楽かと思います。
今の季節なら新緑の景色を窓から眺めながらとか、作図制作も楽しくなりそうです。

そして午後からはご近所の方のリクエストレッスン。2時間レッスンのはずでしたが、完成できなかったので完成できるまでやって3時間ぴったりで完成。

こちらは六角小物入れのメガネスタンド。
当店で切り売りしているイタリア製のネコの布地を使って仕上げました。

メガネスタンド

折りたたみ式でギフトにするときには便利。
仕上げの際ネコ柄布地部分のパーツを貼付する時にはこのように、折りたたんでから仕上げると綺麗に出来上がります。

折りたたみ式

オンラインレッスンで出来上がった作品

以前にオンラインレッスンして、ようやく完成された作品を仙台の生徒さんが送ってくれました。

オンラインで途中まである程度進めると、中級以上のレベルのクラスの方はほとんどご自分で完成できるので、遠方にお住まいの方にはオンラインは本当に重宝ですね。

上級コースの課題のナプキンスタンド。
直角,垂直にスタンドさせる直角三角形の定理を応用して作る丈夫なスタンドです。
若草色の布クロスにアンティック緑/ゴールドをコーディネート。
ちょっとクロスのカラーが黄色味が多く写っていますが、実際は綺麗な若草色です。

ナプキンスタンド

そして布とウレタンボール・地券紙を作って完成させるハサミケースです。
布で作る小物の基礎的な作り方です。

応用すればご自分の扇子ケースやカードケースなどポケット物が何でも作れます。

ハサミケース ハサミケース
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クリップボードオンラインレッスン

今週はオンラインレッスンで始まりました。

レッスンスケジュールには掲載されていない月曜日は、オンラインやアトリエお試しレッスンなどのご希望が多く、密かにレッスンをやっています。

今回は1時間のオンラインレッスンで完結してしまったクリップボードが課題でした。

アトリエレッスンにお申し込みの方はオンラインの場合、平常1回のレッスン2時間半で終了のところ、1時間レッスンを3回できるようにサービスさせて頂きました。

今回は製図から始めて、カットなど裁断、のりつけなど諸々しっかり対面で指導でき、のりつけ時はこちらも同じものを作っているのでしっかり見ていただきながら講習を進めることが出来ました。

オンラインレッスン

こちらからは手元だけの画面と,私の顏が見える画面の二つ,そして生徒さんの画面と三分割された画面を見ながらレッスンが進みます。

オンライン1時間だけのレッスンも受け付けていますので、お気兼ねなくショップ内のお問合せよりご相談ください。
オンラインレッスン料は1時間2000円になります。
カテゴリー:-

昭和のサスティナブルなくらし

カルトナージュこそSDGsと、昨年もお話ししましたが、お菓子の箱など捨てずに再利用して新しく生まれ変わらせるワザはまさに今の流れに乗っています。

とは言え昭和生まれの日本人にとっては目新しいことでも何でもなく、私の子供時代など東京のど真ん中でもスーパーもまだなく商店街がお買い物の場。
八百屋さんでは新聞紙で袋をお店の人が作ってその中にお野菜を入れてくれたり、新聞紙で包んでくれたり。
魚屋さんに行けば、経木でお魚を包んで新聞紙でくるむ。
今でこそお買い物袋皆さん持っていますが、買い物にはカゴでできた買い物カゴを持参が当たり前の時代でした。

そしてお豆腐はお豆腐屋さんが自転車の荷物置きに木でできたお豆腐の入った水がはってある箱を乗せて、近所の至る所笛を鳴らしては「とーふー」と声を張り上げて巡ります。
笛が鳴ったとき外に水を張ったボールを持って出ればすぐに買える、と。
のどかなものです。

卵も籾殻の中に並べられていて、一個から買うことができました。
パン屋さんに行くと、少し大きめの紙でできた袋に、ガラスケース越しに並んだ菓子パンを選ぶとお店の人がカレーパンだろうとチョコレートパンだろう買った分だけ全部ひと袋に押し込んで、袋上部の両端をくるりと一回転させて袋を閉じてくれます。
今のように一個一個入れるなんてもったいないことはしていませんでした。

ところがパリに住んでいたとき、パン屋さんで菓子パンを数個買ったら、日本の昔と変わらない方法で袋にぎゅうぎゅう詰めてくるりと回して蓋代り。現代でもやってるじゃない、と、とても懐かしかったです。

都内の文京区に住んでいてこうだったんですから、今では想像もつきませんね。

当たり前に日本人がやっていたSDGs。今でもまだ遅くない、できます。

友人と会うので近くのパン屋さんで新作のメロンパンのラスクをお土産にしようと思ったのですが、お店で箱の用意がなかったので京都一保堂のお茶が入っていた箱を変身させまました。

いかにも和風柄なので色が映らないようにルチェルトラ柄の無地のプリントペーパーでカバーすることにしました。

どら焼きの箱

縦横高さに糊代分を足して大きさを製図すればあっという間に箱がモダンに変身。
箱作りに関しての詳細は<道具の扱い方→2020/4/16立ち上がり式の箱と道具の使い方>に掲載されています。

出来上がり

こんな簡単な方法でできるので、箱が捨てずに残っていたら可愛く変身させて手作りクッキーとかを入れて差し上げれば、いただいた方にも気持ちが伝わります。
マスクで顔を隠す生活がもう3年も続き、相手に喜んでもらえるようなお付き合いとか、カルトナージュを通してできれば,と思うこの頃です。

ラスク入れの箱に変身
カテゴリー:材料の扱い方

オーダーのポータブルフレーム

先日サンプルが仕上がった大事な人の写真を持ち歩けるポータブルフレームがようやく完成。
サンプル作りばかり続いていたので、ちょっとホッとします。

ポータブルフレーム

ギフト用のオーガンジー袋もカラーが揃っていて後は発送するだけ。
スエード調クロスで内側も全て仕上げましたが、内側開閉部分は本当は麻クロスを使用したかったのですが、ご本人のリクエスト通りにしました。
開閉を頻繁にするとスエード調クロスは傷みやすく心配でしたが、お財布や手帳と違って使う事でなく自分と一緒に持ち歩く事が目的ですから余計な心配をしてしまいました。

フレームギフト
カテゴリー:材料の扱い方