アトリエカルトナージュレッスン

布地を使用したレッスンでした。
布を使用したこの二つのレッスンでひとまずカルタフィオッコの全レッスン終了です。
この後は認定講師試験を経て講師として羽ばたいて頂きます。

ウレタンボールとフランス製布地ジャガードフランセの表面樹脂加工布地を使用して、カシメどめで仕上げるメガネケースを作って頂きました。


メガネケース

今までは小カシメでカシメどめしていたのですが、今回は新しく入荷した極小カシメで仕上げました。
かしめの頭が小ぶりなので品よく仕上がりました。


メガネケース内側

作り方も少しアップグレードさせて、内側は薄手のバイリーンにスエード調クロス紺を巻き込み、美しく仕上げてあります。帯地で作った際、羽裏のシルク布地を内側に使用した時にこのバイリーンを使用しましたが同じ手法でスエード調クロスに使用したところ良い塩梅でした。

クロスもこのジャガード布も縁の部分だけ布紙用ボンドをつけて巻き込むだけ。布がボンドで黄ばんだり劣化する事もなくノリ付けしてシワが寄ることもなく美しく仕上がります。


そして前回ダブルポケットのパスモケースを作られたのですが、シングルポケットのレッスンとして普段はハサミケースを作りますが、ご主人様のリクエストでシングルポケットのパスモケースを完成。
シングルポケットの作り方を覚えておくといろいろな物に応用できます。刃物など大きな物が入る作品も作れるし何かと便利です。


リールキーもお造りになるかしらとご提案したところ、アトリエで出来上がりを販売しているので、同じ柄のリールキーをご購入されてこれも極小かしめを使用して、D管をはさんだ革をパスモケースに装着して完璧に出来上がりました。
パスモケース


どなたが作っても仕上がりはプロの商品同等の完成度である事が、カルタフィオッコのレッスンの自慢です。

時間をかけて手作りをして、いかにも手作りの跡が残っては悲しいですが、カルタフィオッコのマエストロコースでは最高の仕上がりをお約束します。

是非皆様レッスンにいらして下さい。
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4月のアトリエレッスン

しばらくブログアップをご無沙汰してしまいました。

自分の病院通いにプラスして近くに住んでいない家族の体調不良で食事を届けたり、そのうちに同居家族の救急搬送に身内の不幸と何が何だかわからないぐらい色々な事が重なってしまいました。

こんな時も人生の中には起こりうる事で、いつ何がやって来るか本当にわからず暗澹とした気持ちに陥る事もあるようです。

ちょうど一段落したそんな折にカルトナージュレッスンがあり、救われた気持ちです。

今日はスキルアップの生徒さんもいらしてあと僅かのレッスンになった神戸からお越しの生徒さんとお二人で、楽しくレッスンが進められました。

テルツォコルソであと数点で終了のM・Tさんは布で作る両面ポケット付きのパスモケースを完成されました。
布地はもう入手不可のエトロインテリアのイタリア製布地を使用して、青のキップ革にDカンを付けて極小かしめで止めてフック用にしています。
ショップで販売している猫ちゃん布地飾りのナスカン付リールキーをそこに繋げて完成。
布クロスはアザレアを使用。

ダブルフェイスのカードケース

上記画像のポケットは中央が緩くカーブしており、下記画像裏側のポケット口はストレートの仕上げになっています。

布地での作成はカルタフィオッコでは布全体にボンドをつけて行いません。
高価な布地を傷めない、日本の絹織物を扱う袋物の製法で仕上げていくので、職人御用達の布紙用ボンドを縁に1ミリ幅ほどつけて仕上げる巧妙なワザで完成させます。

裏側のポケット

応用すれば大きいサイズで縫わずにバッグインバッグもつくれますし、便利な手法です。

さてスキルアップの生徒さんは和綴じ本に挑戦。私が推薦する綴じ方は康煕綴じ。
中国の康煕帝が好んだと言われる綴じ方です。

和綴じ本B5サイズ

綴じている中身は永井荷風が日記として愛用していた青罫紙の日乗箋B5サイズ。
日本橋の榛原で販売しているものを使用。和紙でできていますがすべすべして、そして薄手。けれども墨でもインクでも両方に使用できるすぐれものです。

永井荷風 日乗箋

康煕綴じは上下両端がこんな感じでちょっとおしゃれなのです。
麻糸を差し込む穴は一般には千枚通しで穴をあけるのですが、直径1mmの穴あけをコチラでは使用して、スムースに糸を刺せる工夫がしてあります。

康熙綴じの特徴

40ページの仕上がりですが和紙がとても薄いので、厚みもなく携帯には軽くて重宝します。

康煕綴じ全体

タイトル用のペーパー ピーコック柄選びから表紙の布クロスのカラーをローズに決めて、麻の綴じ糸も青緑系の珍しいカラーで全体が引き締まります。
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スキルアップレッスン

昨日、本日と久しぶりの対面レッスン。

講師会員の方のリクエストでスキルアップレッスンを行いました。

昨日はなんだかバタバタとしてしまい、ニ作品作られたのに撮影失念。今は巷で大流行りの人気のキットをたくさん作られて大忙しの卒業生ですが、久々にレッスンにいらしたのでお喋りも楽しく弾みました。

そして本日も茶箱なども作られて大活躍の認定講師の方ともお喋り止まらず、対面レッスンの良さはそれぞれに言葉に出し合って顔を見ながら手を動かしてコミュニケーションが出来ることかと改めて認識。
レッスン内容もですが、世間話をすることで自分の知らない世界を垣間みたり、オンラインとはやはり何かが違うようです。

茶箱をなさっているせいか、和の帯地などにも興味を持たれ、今日は帯地で作る名刺入れを作られました。
鳳凰柄の西陣帯地を使用して出来上がった名刺入れはかなり格調高い仕上がりです。

名刺入れ

内側は布クロス  ライトワインを使用。 ポケット二個あり、ウレタン仕上げのふっくら感。マグネットでしっかり蓋が収まります。

内側 名刺入れ
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お裁縫箱、もしくはジュエリーケースのサンプル

今年の春から、ようやく聖徳大学SOA講座で定期講座の募集が始まります。
全3回なのですが、この3回を使用して仕上がるように、初心者の方でもお作りいただけるようキットサンプルを完成させました。
サイズ調整に微妙に時間がかかりましたが何とか一回のサンプルでミスなく仕上がり今ホッとしています。

ショップで販売しているイギリス製makowerの可愛いお裁縫柄の布地で仕上げています。
布地を変えればジュエリーボックスにも早変わり。便利なケースが仕上がりました。

イギリス製布地裁縫箱

幅は大きい裁ち鋏がゆったり入るサイズ。
蓋の上も厚み部分も、そして箱の外側の表面は全てウレタンボールを張り合わせてふっくら感を出しています。

材料: makower布地  布クロスダークグレー>  スエード調布クロスサックス   ウレタンボール   ストライププリント紙

このレッスンではウレタンボールのきれいに仕上げる為の使い方から、二段式の箱を作る組み立て方法、引き出しのサイズの計算方法などなど、イタリアンカルトナージュの基本的作り方が満載です。
カルトナージュがはじめての方は「こんなもんかなぁ?」と思っていただいて始めればすんなり覚えられます。

今まで色々なところでお習いになっていたりすると逆に混乱してしまうかも。
なので初心者大歓迎です。

裁ち鋏の入るサイズ

中は細長ーい仕切り用ボックスと小物の小分けができる回転式ミニボックスをお好みで2、3点作ります。
ついこの間、回転式のハガキケースを聖徳ワンデーレッスンで作って頂きましたが、その復習にもなるような講座となっています。

回転式小物入れ

温かみのあるふっくら感のボックス作りに是非挑戦してみて下さい。

お申込み詳細はまたショップのトップページのお知らせに記載致します。
5月開校ですが3月からの受付期間が短いのでわかり次第アップします。
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アトリエ カルトナージュレッスン

レッスン最終段階に入られた仙台のMさん、ペーパーやクロスの基本と応用が終わり、今度は布をプロの仕上げ手法で小物作りを終えれば卒業です。

過去にミラノで買い付けたエトロの布地を使用して封筒タイプのメガネケースを作って頂きました。
小カシメを使って袋状にします。
10数年以上も前からやっている課題なので「縫わない・・・・」の走りかも。

メガネケース

簡単に見えますが、布での仕上げはこちらのレッスンでは基本、布にベッタリボンドを付けることはない分、しっかり型紙をいくつも作って仕上げていきます。
ちょっとした基本の計算方法とかもあります。

カシメ留め

特に金具などのカシメを取り付ける際は1ミリ位置が狂ったら台無し! なのでかしめを打つ位置も型紙を作成します。
仕上がり原型、表布地、裏地、カシメ位置と、合計4枚の型紙を作ってからスタートです。
中央のカーブがあるので表布地も型紙原型サイズと同じ、というわけにもいきません。
同様に裏布も表サイズより各部分小さくなります。

内側

使用材料 ウレタンボール   エトロ布地   スエード調クロスペッカリー型押し深緑  布紙用ボンド
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カルトナージュアトリエレッスン上級編

世の中が少しずつマスクを除いては以前の様相を取り戻しつつあり、安堵するこの頃。
精神的にも良いことですね。
コロナ感染なく無事過ごして来られましたが、油断は禁物。外出時は矢張り気を遣っています。

今日も遠く仙台からレッスンにお越しのMさん。
ミニバニティーバッグを完成させて頂きました。制作にあたり、さまざまなスキルを復習したり新しく取り入れたりと駆使して出来上がった後はカワイイ連発でハイな気分で終了。
若草色のクロスに合わせた焦茶色のピッグスキンの革の色がアクセントになり、すっかり気に入っていただきました。
そして極小玉かしめで飾り風に見せて接着も兼ねる仕様も、極小玉かしめのまん丸でふっくらした雰囲気が一層おしゃれに仕上げてくれています。

ミニバニティーバッグ

材料:ハトロン紙、 地券紙0,25mm厚、 布クロス若草色、 アンティックグリーンゴールドプリント紙、 ウレタンボール, 革、 
ネジ式取手用金具 極小両面玉かしめ 

取手部分のダボを取り外すとバッグの口が開きます。

取手取り外し

バニティーバッグ取手はクロスの上に革を貼り合わせて極小カシメで留めていきます。普段は小カシメを使用するのですが、今回は私も可愛くてお気に入りの極小玉カシメを使用していただきましたが、幸いしてご本人にも可愛さをご理解いただきとても感じの良い仕上がり。留め具のイタリー製取手(ダボ)はゴールドしかないのですが,これも中央で良いアクセントになっています。

取手部分

底が抜けることなくしっかりした作りでできており、すっかり気に入って頂けました。

このデザインはイタリー在住中に購入したアルマーニのバニティーバッグを見ていて、なんとかカルトナージュで作れないか考え,何度も失敗して仕上がった作品。
当時は布で作れば簡単に仕上がるのに、ここまで複雑な作りでする意味があるか複雑な気持ちでしたが、今思うと結構良いアイデアだったと思っています。
ただ初心者には不向きで、色々なスキル習得もあり、上級者の方には楽しく作っていただける事と思います。
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アトリエレッスン 

久々のアトリエレッスンです。
1週間前に製図と材料カット用型紙作りをオンラインで行い、今日は出来上がった材料を組み立てて1時間で仕上がりました。
今日は神戸からお越しいただきましたが、新幹線は夏休みも終わり車内はガラガラだったそうです。

自分で製図するキャンディーボックスは、メインの箱を和紙を使用して外側に貼り、丈夫な仕上がりにする事と和紙を貼る際のボンドの特殊な使い方を習得するレッスンです。
箱本体のオレンジ色部分が和紙です。
このボンド使いを覚えて頂くと和紙工芸に繋がるのでぜひ覚えて頂きたいスキルです。

色使いがとても素敵です。

キャンディーボックス

内側のプリント紙も色のコーディネートがピッタリです。

蓋と箱の内側
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デコパッチもどき

現在生徒さんが進めている課題のキャンディーボックスは四角錐の形をしています。

当初作ったサンプルが余りにも古くなってしまい新しいものを作ってみました。
四角錐のデザインは小学校でも使用する工作方眼用紙で製図して型紙を作ります。

和紙をベースに貼る事によって箱の強度がしっかりし、そこにコラージュして自分のデザインを表現していきます。
今回は色で悩みましたが,今年のフェンディのコレクションに使用されていた薄いサーモンピンクとアックアブルーのコンビのカラーが気に入っていたのでそのカラーコーディネートに。

四角錐キャンディーボックス

自分で各辺にデザインを施して布クロスモアレサーモンピンクを貼り合わせコラージュしていきます。
ベースカラーのアックアブルーは無地の和紙を使用。

キャンディーボックス

最近流行っているデコパッチ風にマーブル紙を色々な型でくり抜いた紙を中央に貼り合わせています。もっと沢山山のように厚みが出るまで貼らないとデコパッチとは言えませんが、重ねる勇気も必要で,今回はここまで…。

キャンディーボックス 内側

内側はペーパーを貼り合わせて仕上げます。型紙を作ってあるのでそれをベースにしてプリント紙もカット。

型を抜いたマーブル紙は無地のような微妙な色合いで、なかなか雰囲気良いぬき型が出来ました。

マーブル紙抜き
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ティートレーとお揃いのナプキンスタンド

神戸からお越しの生徒さんが作られたナプキンスタンドはニューフェイスのプリント紙ザクロ柄。このプリントとピンクの布クロスのコーディネートがとても可愛いですね

ザクロ柄のナプキンスタンド

お揃いのコーディネートでスクエアーティートレーを作ってみました。

ティートレー

曇りがちで平年よりは過ごしやすい7月ですが、湿気も多くスッキリしません。こんな時こそ可愛らしい小物でテーブルを彩ってお家でのティータイムを楽しんでいただきたいと思います。

ところで最近よく学生時代の友人達と集まって軽いお食事をするのにミッドタウンにあるホテルリッツ45階のレストランタワーズを利用します。眺めがよく東京が見渡せ,東京タワーとスカイツリーが一望できるのも気分がスッキリします。
毎月メニューが変わるわけではないのですが、セレクトするメニューが多いので何回か行っても色々本格フレンチメニューが楽しめます。
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オンラインレッスンで出来上がった作品

以前にオンラインレッスンして、ようやく完成された作品を仙台の生徒さんが送ってくれました。

オンラインで途中まである程度進めると、中級以上のレベルのクラスの方はほとんどご自分で完成できるので、遠方にお住まいの方にはオンラインは本当に重宝ですね。

上級コースの課題のナプキンスタンド。
直角,垂直にスタンドさせる直角三角形の定理を応用して作る丈夫なスタンドです。
若草色の布クロスにアンティック緑/ゴールドをコーディネート。
ちょっとクロスのカラーが黄色味が多く写っていますが、実際は綺麗な若草色です。

ナプキンスタンド

そして布とウレタンボール・地券紙を作って完成させるハサミケースです。
布で作る小物の基礎的な作り方です。

応用すればご自分の扇子ケースやカードケースなどポケット物が何でも作れます。

ハサミケース ハサミケース
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