作品集

和綴じ本 イタリア製クロスとプリント紙でアレンジ

来年の2月の第二土曜日に渋谷西武で行う和綴じ本のサンプルが出来上がりました。

本来でしたら和紙を使用する表紙をイタリー製のクロスでカラフルに仕上げています。日本製の製本クロスはコシがないのでひらひらしてしまいますが、実用本位のイタリー製の当店のクロスを使用すれば、しっかりした仕上がりになります。

また表題などを書き込む白い和紙部分もカラーの個性が強くないプリントペーパーを使用しました。

quaderno giapponese


中綴じの和紙は表面加工がしてあるので万年筆でも毛筆も書け、大正時代に使用された復刻版。


interno

サイズはB5サイズの仕上がりです。
材料: 布クロス 麻ワイン ・ ブルーキアーロ

和綴じ本の綴じ方は4種類ありますが、講師のためのスキルアップ講習では4種類全てを行いたいと思っています。ご希望の方はぜひリクエストして下さい。

秘密の小箱

なんだかもやもやしてすっきりしない日々ですが、なんとなく手が動いて作ってしまった掌に収まるサイズの小箱。

和紙で仕上げて、樹脂加工したものですが、紙というより漆器のような仕上がりになり良い感じ。
心のもやもやは相変わらずですが、何か作りたいのに思い浮かばないジレンマのようです。

蓋を二種類、ウレタン入りのもの(ススキの柄)とウレタンなしの平らなもの(源氏香の柄)と作って比較して見ましたが、まあどちらも柄にあってうまくおさまっているようです。

scatola giaponese

箱の身の方は2種類作ってみました。和紙プラス樹脂加工のタイプと製本用布クロス黒を使用したもの(右)。
クロスを使用すると滑らないので蓋がしっかりしまって動きません。
aperta la scatola

秋季ディプロマ試験開催

先週のの日曜日、本日のディプロマ受験希望者の方々へ筆記試験と実技試験前の事前講義を行いました。

カルタフィオッコで独自に編纂したカルトナージュに関する材料から指導まで、今までお教えしてきたテクニックや計算式など全てを網羅したテキストをお渡しして総復習を兼ねた講義です。

そして本日本年度2回目のディプロマ試験を実施致しました。

春に引き続き、実技試験のテーマは「ノート作りプラス アルファー」にて、今回も各人それぞれ個性溢れる作品が仕上がりましたのでご紹介致します。

5年以上前に始められて、一時ご多忙で中断されていたHさんですが、晴れてディプロマ試験にまで臨まれ、今回はウレタンに布を絡ませてノートが入るポシェット風ケースをプラスαで完成。
3時間の枠内の実技試験でしたが余裕で完成されました。

case&note

ポシェットには革でD管をつけて後で革紐やチェーンでバッグ風に仕上がるようにしてあります。
おしゃれですね。メガネケース作りを応用されてバッグまで作って頂き私も驚嘆、感激です。
case in


夏季連続講習のみの講習ご参加でとうとう試験に迄臨まれたKさんは、遠方でお仕事が日々ある中、大変頑張って頂きました。その成果あって、シンプルでおしゃれなイタリーモダン風なケース仕上げのノートが仕上がりました。
cover note

マグネットで止めてあるので開けるとこのような感じ。
open image

事前に一冊お試しにお作りになっていて、ご夫婦で仲良くお使いになるとか。❤️

2types

渋谷西武で月一回フリーレッスンでマエストロコースを受講されたIさん。アトリエ迄は遠方なのでコツコツと長い間渋谷西武のサンイデーに通って頂きました。
甥御さんに赤ちゃんがお生まれということもあり、ベビー用のアルバムを表紙に写真を入れられる窓を作って完成。ウレタンをかませてふっくらした仕上がりで可愛くできました。

album

やはり事前にお試しにお作りになったウレタン入り窓付きアルバムは黒と赤のモダンな仕上がりです。

black album


以上、本日は皆様朝からお疲れ様でした。
今後はイタリー製ディプロマ授与の催しが待っておりますので、どうぞお楽しみに。

6月のアトリエレッスン

本日ののアトリエで完成された作品です。

始められたばかりのMさんの作品は壁掛け式の写真立て。応用すると簡単な写真たてや賞状入れなどが作れます。

pendant frame

セコンドコルソの爪付き道具箱はKさんの作品。ウレタンの端を2mmほど削る上級向けのテクニックをして頂き、完成度もアップしています。
6mm幅の突っ切りを使用してツメを通すひもを差し込む切れ目も綺麗に仕上がりました。

tool box

中はプリントペーパーで。

open the box

そしてOさんは両面ポケットの布製カードケースとはさみケース。布を扱う際は芯材の地券紙の紙の目が紙に貼る際とは全く逆になるのでご注意を。

card case

 porta

整理箱

問屋さんで見つけた厚紙キット。
プリントペーパーを貼るだけの簡単な整理ボックスを作って見ました。

取っての革紐だけはイタリー製の革をカットして編みました。

後ろ側にはメモボックスも付いていて便利です。
scatola varie

カラーで楽しむジーンズベルト

ジーンズ用にカラフルなベルトが欲しくなり、古くなったベルトを壊してバックルだけ再利用しながらアトリエにある大判の革をカットして作ってみました。

昔日本で一番大きいと言われたベルトの問屋で企画していたこともありましたが、作るのは職人さんでこちらはデザインだけ指示していただけだったので、実際に作って見たのは始めて。

長さが結構必要なため半裁の牛革の大きい革がないと作れないことがわかり、我ながらビックリ。
傷があったりすると見栄えも良くないので、革が無駄に必要なこともわかりました。
ベルトは高価なわけですね。

簡単に作れる方法はカシメで打って縫わないやり方。

cintura

両面極小玉カシメを淵に飾り、中央に新しい飾りカシメをカラー違いで装着。縫わずに完成です。
ピンク系のカラーの皮のベルトは意外と市販されていないので個人的には重宝しています。
皮の内側には芯を入れてあります。

cintura g

ミニ小箱

オーダー品のミニ小箱がやっと仕上がってきました。

小さくても手間は同じなので大きいものの方が威勢よく作れて気分的には楽な気がします。

長辺でも女性の親指ほどの長さしかないこの箱はお香のお道具入れに使用します。

minibox

全て樹脂仕上げで、乾いては塗りと、何度も繰り返します。
ただ小物なので塗りの際は水平定規までは必要なく、仕上がるまでが楽しみです。
オーダー品はいつも急いでいて写真を撮る間も無く送付してしまうのですが 、今回は塗りの途中でちょっと撮影しました。

キャンディートレー

新学期が間近ですが、子供が成長してしまうとなんの気ぜわしさもなく日々平穏。
オーダー品や、オーダー品修理などこまごました仕事が結構ありますが、合間を見ながら
普段のアトリエで不自由しているものも作って見たり、やりかけの作品を完成させたり
やることが山ほど。

息抜きに少しずつ作っていたキャンディートレーが完成しました。
ハートの抜き型を4枚使用して、表側にはフランスで仕入れたハンドプリントのソレアード布地を
ハートのウレタンに巻き込んで作ってみました。

材料 ハート厚紙大サイズ ・ハートウレタンボール・ 布クロスローズ

candy tray

アンティックなブレードがあったのでつけて見たのですが、付けると綺麗ですが裏の始末に困ります。

interno

やっとキャンディー入れられるトレーができて、袋菓子も様になります。
candy in

この作品はまだ確実な日程は決まっていませんが、4月中にブログで作り方を公開して、キットにして
期間限定で販売を考えています。告知はブログで行いますのでその時は皆様是非よろしくお願いいたします。

本日のディプロマ課題作品

今日はとうとうディプロマ試験。
午前中45分の筆記試験で過去に習得したテクニックの総復習をして頂き、午後からは3時間で仕上げる課題作品。
厚紙のカットのみ準備して来て頂き、後は試験会場で黙々と。
いつもは楽しい話で盛り上がるのですが、本日ばかりは皆様私語もなく黙々と集中力発揮。

今回の課題は、皆すっかり忘れてしまっているノート作り。カルタフィオッコの基本レッスンです。
ノートだけでなくプラスアルファーの作品作りをお願いしました。

以下本日の皆様方の力作です。


tutti insieme


M.T.さんの作品は立体のめがねのモチーフ飾りを表紙になさったノート。モチーフ作りは型がないフリーハンドで手間がかかります。一工夫アイデアのある可愛い作品となりました。
材料:布クロス  スエード調ピンク  プリント紙 フォーリエ ベルデ
quaderno occhoiali



A.I.さんの作品は表紙にウレタンボールが入ったふっくらした厚みのある方眼ノート
材料:布クロス 麻 赤   プリント紙  タッセル花柄  コーナー金具アンティックカラー
con fiocco

コーナー金具を四隅につけ、飾って手元におけるようファイルケースのようなノートカバーを作られました。小口にリボンを付けて可愛らしいしあがりです。

fiocco

C.T.さんの作品は他の方々より一回り大きいノートで完成。2冊入ったガーデンノートを大きなリボンでくるみプレゼントに最適です。ウレタン使用のエンボスも品のよい仕上がり。

fiocco garande

リボンをほどくと2冊のノートが。小口の仕上げもコーナー付と直線式と2種類になっています。
aperto

しおりも細めのリボンで仕上げていてアクセントに。

材料:布クロス アックアグリーン・ プリント紙 イルパピロ カーネーション
quaderno di giardino

最後はK.I.さんの作品でゴム止めのあるホルダー付のノート。ノートとしてはとても豪華な仕上がりで、ちょっと購入したい感じ。

note

ノートのつくりもホルダー式にすると今までお教えしたノート作りだけなく材料選びにご自身の臨機応変な対応を迫られます。最後までお疲れ様でした。優しい色のコーディネーションで心が和みます。
材料:スエード調クロス サーモンピンク ・ プリント紙 イルパピロ カーネーション
open

本日のレッスン

今日のレッスンは聖徳でお教えしていた方がトレーの続きを終了なさり、余った時間で終了できるエトロ布地のハサミ入れを作って頂きました。

porta forbici

そして、いつも色々なアイデアをお持ちでオリジナル作品を創造されるM.T.さんは課題を全て終了されたにもかかわらず、お越しになって作品作りに励まれます。
作られたのが、日本橋の和紙屋 榛原で販売している一筆箋のブロックを入れるケース。
アイデアを色々お持ちで、透明樹脂のコーナーの足を接着して箱をブロックするという斬新なデザインのケースが仕上がりました。

scatola

材料: 布クロス 麻赤 / スエード調クロス ピンク  /  プリント紙 ボルザ / デコレーションシールエレガント ゴールド

scatola base

蓋は一筆箋を一枚ずつ切り離す際、定規代わりに押さえて使用します。
scatola2