イベント情報

ワンデーレッスンのお知らせ

松戸駅前にある聖徳大学生涯学習センターSOAに於いてワンデーレッスンを開催いたしますのでお知らせ致します。

SOA会員以外の一般募集は僅か4日間だけと期間が限られており,お申し込みにご不便をおかけいたしますが、
多くの皆様のご参加をお待ちしております。

初心者の方でもお作り頂けるようキットでの製作になります。
簡単な製図とカットで完成する20cm長の定規が入るペンケースを作ります。
販売品同様にイタリア製の麻クロスを使用して仕上げます。

ペンケース


蓋を開けると以下のような色違いだったり、お好みカラーで汚れがつきにくいイタリア製レザークロスをチョイスする事も。

ペンケース内側

ペンだけでなく,お香道具だったり、ネックレス入れにしてみたり,ご自分のアイデアで如何様にもお使いいただける便利な収納ケースです。コーナー金具もイタリア製を使用しております。

募集受付   一般 ただ今募集中 
       4/30迄募集受付が延期になりました。

講習日    6月9日(月) 10:00から12:00まで

講習費 (材料費込み) 4,350円

お問い合わせ連絡先 聖徳大学生涯学習課

047-365-3601(直通) e-mail : soa@wa.seitoku.ac.jp

香道お初会

先日の茶道のお初会に続き昨日は新潟県の長岡市で行っている御家流香道のお初会が、何と見事な雪景色の中開催されました。

雪景色

旧長岡藩藩主のお殿様が顧問となっている会にて、ご所蔵の由緒ある香木を毎年のようにお祝い事の度に鑑賞させて頂く機会に恵まれ、今年もまたその光栄にあずかりました。

お手前

新年の組香の香木には、先生ご所蔵の銘香を二つも組み入れて下さり、一層雅な1日に。

鑑賞中


そして嘗ては城内で使用されたであろう家紋入り朱塗りのお盃をお持ち下さり、各自殿の御前にて乾杯と。
光栄なる非日常を体験致しました。

お盃

サントリー美術館のエミール ガレ展

先週末から始まったばかりのフランスの巨匠 エミール・ガレ展を見に行ってきました。
初期の頃からの作品が多く、年代と共に移り変わる彼の作品の特徴がうかがえる、珍しい展示かと思います。
ジャポニズムの影響も色濃く、個人蔵やサントリー美術館所蔵の珍しい作品が多い展示です。

きのこの照明

写真撮影も可能なので、いつもサントリー美術館の展示は良い参考になります。

ガレは海洋生物が大変好きだったようで、貝のモチーフの花瓶や照明器具も多くちょっと意外でした。
フランスの海洋探検家のジャック・クストーの記録映画を懐かしく思い出してしまいました。

巻貝の花瓶

上は巻貝モチーフの花瓶、下は巻貝の小物入れとか。

貝の小物入れ

蜻蛉モチーフも数多くありました。
下は抹茶茶碗とも思えるような陶器作品でした。

蜻蛉茶碗

幻想的な蜻蛉柄の小物入れはガラス製

蜻蛉の小物入れ

大寄せのお初釜

今週の日曜日にお稽古をしている表千家の会の初釜が行われました。
いつも友人宅で初釜を楽しくやっていましたが、宗匠が京都よりお見えになり、関連門下の方々が
一堂に参加する大寄せは今まで体験なく、この機会に楽しく参加して来ました。

お決まりで写真撮影は一部のみ。
実家の菩提寺でもある臨済宗のお寺で開催され、参加者は総勢260人とかで住職までお薄のお運びをさせられてご苦労様な事でした。

桃李不言

本堂が控え室となり、お道具の目録拝見やお薄を頂き、1番最初のお席に参加したので最初はがらんとしていましたが、帰る頃には本堂一杯に華やかなお着物姿の方々でいっぱいになる程のご盛況ぶり。
こぢんまりの仲良し初釜ではなかなか味わえない豪華なものでした。


初釜装い

下は宗匠の御子息の日展入選作品。お医者様だそうですが、できる方は何でもおできになるのですねえ!

日展入選作品

遅ればせながら2025年本年も宜しくお願い致します。

寒中御見舞い申し上げます。
鏡開きも終わり、昨年以来とうとう年も新ためたブログ再開となりました。

角館

結局一旦はブログも再開したはずでしたが、年末ギリギリまで新たな怪我や病いを患い、引越し片付けも出来ず終いで、なんとか新年だけは迎えられる程度に片付き今に至っています。

6ヶ月もの間こんなに体調を崩したことは生まれて初めてで、改めてコロナ恐るべし。
絶対にかかりたくない感染症です。
思わず天中殺なのかと、調べてみてしまいましたが、全くその反対。人生の波の絶好調で運気が良い時期。
本当ですかあ?と中国4000年の歴史ある計算方法疑いたくなってしまいます。

今年でカート方式ではない、出来立てホヤホヤのオンラインショップを始めてとうとう20年もの年月が経ちます。
思い起こせば、当時はFacebookもGoogleもAmazonですら出来立てホヤホヤで、まさか今のように世界を席巻するような企業になるとは思いもよりませんでした。

私も20年分の歳を取ってしまい、どうしたら元気で活力を維持していられるか、サプリメントを取ってみたり、筋力運動をしてみたり、プールでバタバタやったり試行錯誤の毎日です。
半年間の過酷な体調不良では、筋肉どころかやる気までも奪われ、年明けから身体全ての再生に向け、少しずつ努力を重ねています。
何しろ超せっかちだったのですが、今は何事もそろりそろりと全てを一度にこなさないよう注意するほど。
とうとうせっかち🟰転倒に繋がるようになって、身の危険を感じるほどです。
小学生の頃から歩けば良いのにいつでも小走り。最近は取り敢えずしなくても良い小走りをしないよう自分に言い聞かせています。

そんな訳で、ショップホームページの変更箇所も数多くありモタモタとご迷惑をおかけしますが、何卒よろしくご了承ください。

今後始まる予定のレッスン時間の変更や一昨年前から変更しているレッスン内容も未だホームページ上には掲載出来ておらずとりわけ今月は必死に取り組んで改訂して参ります。

昨年来の不調からすっかり快復して新たな年を迎えることが出来たことが何よりも嬉しく、また皆様とご一緒に手作りの楽しさと、妥協しない本物づくりを追求する一年となるよう日々を大切に過ごしてまいります。

当店のプリントペーパーがアート作品に

ペーパーアート作家の方がご自身の個展に当店のイタリアンペーパーをアート作品の一部にご使用いただきました。

白く中央に小さく見える極小の折り鶴が貼ってある繊細な作品です。
この画像の下に拡大写真があります。

小野川直樹作品

今月から展示が銀座シックス6階のTSUTAYAで展示が始まります。

小野川直樹展 「BREATH」 6月22日から7月12日

ご都合がおつきの方は是非繊細なアート作品、ご見学なさって下さい。

こちらの作家さんのホームページ→からInstagramに入れます。

極小ミニ折り鶴

今回は展示作品にご使用との作家の方からご連絡がありましたので、こうして皆様にお知らせ出来ますが、結構知らない間に有名出版社の限定本に使用されていたり、とか展示用の背景に使用など、皆様がよくご存知の会社に使用されている事が後からわかったりする事が多々あります。

日本人のペーパー好きは和紙の発展とともに、貴重なものでもあり育まれて来たように思います。
昨今は安価で可愛い中国製の紙が一般的になり、逆にヨーロッパの手の込んだ版の良質な洋紙のプリント紙の価値が再発見されている感じです。

物資の豊かな現在、ノートの紙の質も日本製はドンドン低下しており悲しい。
逆にイタリーの糸綴じノートは伝統文化を大切にして、頑なにその質を守っているヨーロッパ人の民度の高さを感じます。

良質なものは手が掛かり、それが価格に反映されています。

本阿弥光悦展と中尊寺金色堂

最近丁度NHKでも解説放映された本阿弥光悦展と中尊寺金色堂の展示を上野の東博に見に行きました。
チケットは前売り券があったので並ばずに済みましたが、開場前からチケット売り場も行列。

光悦展は予想に反して平成館前の外の行列もなく、いつになく平穏に入場できホッとしました。
とは言え館内は一列でしたが展示作品前は人の列。

光悦スタイルと言われる書が多く、最後の部屋でやっと楽茶碗が見れるという趣向で、かなり見応えがあり、随分歩きました。

本阿弥光悦展

中尊寺の金色堂の模型だけカメラOKでした。さほど大きくはないのですが、かなり精巧な作り。

金色堂ミニチュア

内部も見応えがあるほど精巧に出来てます。

金色堂内部 模型

大迫力の映像は大変な人だかりで、身動きできないぐらいでした。

3D の仏像

新年おめでとうございます

皆様 新年おめでとうございます。

コロナで疲弊したこの数年間でしたが、能登の地震が新年を襲い、まずはお見舞い申し上げます。
感染症だけでなく突然災害にも見舞われるという予期しない出来事に驚くばかり。

私の住む関東もいつ大震災が起こるかわからない状況ですから、今回の能登の地震は他人事ではありません。
心引き締めて日々の生活を営む大切さをひしひしと感じます。


新年飾り


今年は新しい事にチャレンジしながら製品制作やレッスンを進めていきたいと思います。
本年も引き続きよろしくお願いいたします。

文化の日イベント

11月はじめの連休はなかなか忙しく、ボランティア三昧の日々を過ごしました。
突然の臨時休業では皆様にご迷惑をおかけしてしまい申し訳ございませんでした。

天皇皇后陛下が開幕式に行かれたという金沢百万石 国民文化祭。
この国民文化祭は文化庁が主催で、毎年各県を回っています。今年は石川県。毎年ですが香道の体験会のお香会を参加費一回500円で行います。今回は松任の吉田家住宅で催され、お手伝いに行ってまいりました。

最近はネットで申し込みができるようになり、大勢の参加者でとても賑わいます。
嘗ては呼び込みをしないと参加者が入らなかったりと、それは大変な思いをしたものでした。

待合のお部屋では参加者の為に地元の茶道会の方々がお抹茶とお菓子を振る舞われ、文化の豊かさを感じます。

裏方で準備の為香会の様子を撮影する余裕もなく残念でしたが、石川県のおもてなし文化の素晴らしさをも感じました。

その後金沢に行き、美術館巡りで大忙し。夜間には兼六園のライトアップも堪能。

兼六園ライトアップ

毎月一回長岡の香道教室のお手伝いで上越新幹線に朝乗車するのですが、その時いつも金沢行きの満席の新幹線を横目に見て人気の凄さは分かっていたのですが、はじめて訪れてみて理解できました。
暫くは私も病みつきになりそうなぐらい、その魅力と見応え感に虜になってしまいました。

見どころ地域も離れているので、一回出かけただけでは終わらず通いたくなって当然かも。

国立工芸館は日本で唯一この金沢に存在するだけ,というのもすごい。一気に見てきました。
国立工芸館

戦災に会わず明治,大正の建物があちこちに残り、金沢城を中心に美しい街並みが続きます。

武家屋敷跡

武家屋敷もしっかり残され街並み景観は素晴らしい。

東茶屋街

ひとまず大急ぎでざっと茶屋街など街並み見学。

戦争さえなければ日本の美しい景観がこうして残されていたはずで、東京も今はお金儲けの商業主義に走らず残された景観と文化を大切にして欲しいと声を大にして叫びたい気持ちです。
金沢市の人々が守ってこられた街並みや文化に誰もが魅了される、その理由をしっかり学んで欲しい…。

新潟県長岡市で香道体験教室開催

ようやく朝晩涼風が届きほっとする毎日です。

今まで日本一の暑さだった熊谷を追い抜いて新潟県の長岡市が本年は暑さ一番となりましたが、その長岡で九月三十日に初心者を対象にした香道体験教室を開催致します。
2019年から長岡市で御家流香道教室を旧長岡藩藩主の牧野ご夫妻を顧問にいただいて開催していたのですが、コロナ禍でずっと休業。ようやく昨秋から再開したばかりです。

全く初めての方ばかりで、香道が何なのかわからないけれど,日本古来の香りをちょっとお試しで楽しんでみたい,という方対象に朝から3回お席を長岡グランドホテルに設けました。

今回は長岡市民の多くの方々に香道文化を知っていただくため、長岡市の市民活動応援補助金を申請したので、お香会の参加費もお一人一席1000円。各回香組内容が変わります。
そしてどなたでも楽しめるように椅子席なので正座の心配もないのが何よりです。

普段お香会の参加費は10000円以上かかるものなので、都内から新幹線で往復の電車賃を払って参加しても同じぐらいの費用。近隣からの参加者もいらして嬉しい限りです。

募集用のフライヤー

5月からこの会の市への申請申請の為にその準備が忙しく、何の縁故もない中での活動申請にはかなり困難がありました。
有難いことに毎月長岡で開催している香道教室の生徒さん方のご協力が得られもうあと少しで本番開催です。

まだ二席目と三席目は空いているお席があるので、この記事をご覧いただいた方々でご興味がおありでしたら是非ご参加お申し込み下さい。

会期 9/30(土) 一席目10:00から11: 30 二席目 13:00から14:30 三席目 15:00から16:30

会場 長岡グランドホテル (長岡駅より徒歩5分)
   3F 羽衣の間

参加費 一席 1000円

お申し込み先 kodonagaoka@ozzio.jp