オーダーのA4幅ファイルケース
友人に依頼されて数ヶ月、なかなか製作時間が持てなかったオーダー製品を何とか今月中に完成させたいと思い、2個のうちのひとつが完成。
レッスンでは時間の都合もあり、ポケットのラインは直線ですが、オーダー品はひとつひとつ、ポケットのデザインを替えながら楽しんで製作しています。
本日のレッスン
レッスンでは時間の都合もあり、ポケットのラインは直線ですが、オーダー品はひとつひとつ、ポケットのデザインを替えながら楽しんで製作しています。
久々の雪景色とはさみケース作り
昨晩の雪で久々に家の庭も雪で白一色。こどもが小さい頃、庭の芝生の雪は雪だるまやかまくら作りであっという間になくなってしまいましたが、子供たちが成人してしまうと雪の処理も大変。朝から雪かきに追われた一日でした。
そして寒い日が続くと、やはり家の中にこもりがち。早速昨年友人に頼まれたはさみケース5個をつくりはじめようやく完成させました。
海外旅行に大活躍のパスポートケース
海外に行くときに重宝していたパスポートケースですが、実際に生徒さんが暮れに作成してこの冬休みに海外に赴き、その使い勝手のよさを実証してくださいました。Eチケットになってから、A4サイズ幅の書類ばかり。更にホテルの予約もA4サイズで旅行会社から届いたり、ぴったりその幅が収まるので納得のパスポートケースとなりました。
ピンク K.U.さんの作品 フクシャピンク K.I.さんの作品
K.U.さんはA4サイズのフアイルケースもお揃いで完成し（左）、K.I.さんはA4幅のマルチファイルが完成しました。（右）
このマルチファイルもA4幅サイズのものが入り、もっぱら銀行の振込用紙をいれていますが、こちらは一般の主婦の方にもとても人気で、ずいぶんオーダーを承ります。
桐箱のリフォームと古布の扱い
マエストロコースのレッスンでは既成の箱を使ったリフォームが課題にあります。中でも仕上がりが豪華になるのは木の箱です。細かく仕切りのある佃煮の箱なども使用しますが、今回は箱と蓋が同サイズの桐箱。オルゴールのように片側開きに変更するため背部分をしっかり止める加工を内外に施します。
下：K.T.さんの作品。 材料：布紙用強力ボンド・合皮用ボンド・地券紙・ウレタンボール
かんざし入れにされていたと言う桐箱にお手持のちりめんを真ん中にあしらって同系色のクロスでコントラストをつけました。
写真ではあまり大きく見えませんが、箱の長辺は30cm長ある大きな箱だった為、クロスを全体につけるには、お手持の用尺が足りなかったので、あえて桐部分を出しておきました。立体感がよく出て、とってもきれいに仕上がり、いかにもかんざし入れの趣があります。写真より実物はとてもすばらしい仕上がりです。
下：東急線の宮前平からお越しになりスタートしたばかりのY.M.さんの作品 材料：コーナー付き写真立て用キット・グログランリボン（衣料用・ショップにて販売）・タッセル（ショップにて販売）・ホットメルト紙（ショップにて販売）
こちらも課題作品ですが、古布を収集されていてそれをご使用になりたいというご希望で、まずホットメルト紙の扱いからお教えいたしました。
布を整形してからホットメルト紙を装着して、黒地にドットのあるシルク地を布クロスのように加工して、仕上げました。
本年度最後のレッスン作品
既に講習は終了しておりますが、本年度最後の講習となったＨ．Ｎ．さんのレッスン課題作品はシステム手帳でした。隠しマグネットを使用したりウレタンを一部カバーしたり、色々なテクニック要素が満載です。今までの課題の総復習にもなる作品です。時期的にも12月に作成すると、来年早速使用できるので、ちょっと楽しくなります。
内側はカードケースが入るようにポケットを作成して、ペンホルダーも右奥につけられるようになっています。
学習院の春講座の準備
２月に冬講座のある学習院生涯学習センターのカルトナージュレッスンですが、１１月には既に５月からの春講座の準備が進んでいて、カタログ写真掲載用に作品を写真撮りをしてみました。材料 お薬手帳 （母子手帳ケース）
A6サイズ厚紙 地券紙 ハトロン紙 布クロス深緑 プリント紙 つた柄 ウレタンボール
ノート大 布クロス アックアグリーン プリント紙 アンティックフィレンツェS
ノート小 布クロス 麻地グリーン 地券紙 ハトロン紙
冬講座から春講座も含め２０１２年は製本ベースの作品作りを中心に、しっかり基礎を学んでいただく作品構成です。写真内一番上の作品は西武の作品展にも出展していた母子手帳ケースなのですが、アコーディオンマチ付きでお薬手帳入れとしても使用できます。
お薬手帳入れはウレタン仕様で、表紙の仕上がりはふっくらと、プロの仕上げです。そして、ノートを大小二冊作成していただきます。小さいほうは全体に布クロスをカバーして、ご自身のイニシャルなどを入れる加工をお好みで。大きいほうは布クロスとプリントペーパーで小口の部分が傷まないよう細くクロスで装飾。
そして花布（はなぎれ）としおり紐をつけて、完璧な仕上がりです。
日本製の花布は、化繊のものが一般的ですが、素材にこだわる本物志向のイタリーではまだまだコットン製。化繊のように薄手でないふっくら感がやはり一味違います。
2012年のアジェンダ
毎年11月になると、家族の分を含め親しい友人から来年のアジェンダのオーダーがあります。多忙な為、仕上がり時期が確定できないので、こちらの都合をきいてもらえる友人からのみのオーダーですが・・・。
光文社のMARTでの駐在マダム通信を立ち上げた最初の年、一年以上にわたりフランスの情報を送っていただいた30代のマダム（日本人です）も例年ご注文をいただきます。
ご夫婦揃って海外での仕事に携わっている関係もあり、とても重宝してくださり、このアジェンダ以外はダメとかでうれしい限りです。
奥様用にやまぶき色の布クロス、アザレアピンクはご主人様のご希望の組み合わせと、いつもコーディネーションを楽しまれています。
使用材料 地券紙 プリントペーパー ミニオリーブ アンティックフィレンツェ リボンローズ 布クロス ライトワイン
オーダーのノート作り
久々の作品作り。いつもは指導するだけで終始してしまいますが、友人たちからのオーダーのノート作りにようやく取り掛かれる時間が持てるようになりました。お香のお友達は、お香だけでなく様々な和芸もなさっているのが常。和風のノートのオーダーをよくいただきます。
ネットでは販売していないのですが、ヨーロッパでは意外に多い格子ノートは何にでも対応できて便利です。
パスポートケースのリフォームと新製品
海外に出かけるときにとても重宝にしているパスポートケースですが、最近のチケットはメールで送られてくるＥチケットなので、結構かさばります。A4サイズのコピー用紙を折って入れておくので、行った先でトランジットする際には航空会社が違うとさらにもう一枚。そのほかちょっと入れすぎてしまい、プリント紙で作成したポケット部分が切れてしまいました。講習ではポケット部分は布クロスなのですが、コーディネートするのに可愛いと思い、うっかりプリント紙を使ったので強度に問題が出てしまいました。
カルタフィオッコmadeの作品は素材を大事に、そして壊れてもリフォーム可能な作成方法なので綺麗にはがして再生可能です。
ポケットを直して、コーナー金具も新しく取り替えて作り直し始めています。
下の写真：六角小箱を作る際の抜き型を2枚セットで販売し始めました。
六角小箱そのものを作れるキットも新発売です。作品展でも展示してあったワインボックスも応用して作れます。まだ作り方付きキットはできていません。
今年最後の学習院生涯学習センターの講習
文化の日が終了して、あちこちで友人たちの作品展が開かれ、11月は何かと忙しい日々が続きます。そうこうしている内に今年の学習院生涯学習センター秋季講座も今週で最後です。大きなジュエリーボックス作りは、初心者の方も挑戦してなかなか大変でした。最後に皆様がきちんと仕上げられるよう、今週は暇を見てはせっせと準備。下は携帯用にもなるネックレスケースの土台の一部。製図したりはりつけたり、下準備が着々と進んでいるので、講習者の皆様、どうぞご安心を！
完成すれば、↓このように。とっても便利な薄手のボックスになります。
