10月のアトリエカルトナージュレッスン

10月のアトリエレッスンは私のウッカリで、皆様方の素敵な完成作品の写真撮影を大いに失念。大変残念でもあり、皆様に見ていただくこともできず申し訳ございません。

気がついて、お撮りした数枚のカットでご勘弁ください。

あと少しでマエストロコース終了を迎えているY.F.さんのキャンディーボックス。
和紙使いを目的として、型紙をご自分でおこして、デザインもご自身で行う作品です。

リンゴのモチーフがとても可愛いく、渋い色使いとのコントラストが冴えています。



Candy box 1

4面ともに柄と色が違う凝ったデザインです。
布クロス クリアーマロン  アックアグリーン   ワイン

Candy box 2


蓋を開ければ、おいしそうなフルーツのプリント柄で、グラニュー糖がまぶしてあるフルーツゼリーなど入れてしまいたくなります。


Candy box3

そしてこちらはスキルアップでいらしたN.I.さんの作品でエトロ布地で仕上げた円形の厚紙を利用したトレー。
以前私が作成したものより、少し立ち上がりの角度が広がり、大きくそして優雅に見えます。

製図して型紙を作っていきますが、製図の良いところは自分好みの仕上げに作っていけるという事でしょうか。ゴールドの細ブレードがエトロの布地にピッタリで一層豪華になります。 布クロスは新色のベルデアックア円形厚紙直径15cm

Tray mini
カテゴリー:terzo corso講習作品集

文化の日イベント

恒例の文化の日に開催される同窓会バザー出品の為、日々作品作りに励んでいます。

なるべく毎年同じものを出品しないようにした所、いつでも同じものが購入できると、いらしてくださる方も多く、古くから作っていたものを引っ張り出して作り込んだりしています。

長年出品しているのであそこに行けば、アレがある、といった印象なのでしょう。

新作は蓋つきの箱の形と大きさバリエーションです。

円形box
材料 スエード調クロス 紺 ・ ワイン  プリント紙ドット紺・グレイッシュバイオレット


円形の箱は円カットが結構大変なので、だんだんめげてきます。

やはり箱は四角が作りやすい。余裕でキラキラシールも貼って豪華な仕上がり。

box mini

材料: スエード調クロス ワイン・ミントグリーン 布クロス ベルデアックア プリント紙 イルパピロ手摺版

渋谷西武ワンデーカルトナージュレッスン

今月第2土曜日に開催予定の渋谷西武ワンデーカルトナージュレッスンが,先の大型台風で休止となった為、11月23日(土)が代替え日となり、開催の運びとなりました。

本当に細々したものを整理できる小物入れが今回のお題。
ゼムピンやゴム、マチ針などしょっ中使用する小物が整理できて便利です。

卓上小物ケース

単独でも可愛いのですが、マグネットを2面に入れることにより、コロコロしたままくっ付いて益々魅力的。


Ataccato

会期 11月23日 10:30〜13:00
講習料 材料費込み\3437(税込\3780)


お申し込みは直接渋谷西武サンイデーまで。
ご予約・お問い合わせ:電話03(3462)3324<直通>

オーダー小箱

ギフトコレクションで扱っているお香道具の小物を入れる小箱のご注文があり、ようやく完成しました。和紙を厚紙に貼り合わせ樹脂加工するのですが、貼る前に厚紙に先に樹脂を染み込ませておいて、厚紙にも先に防水を施します。
小さい箱なので手間をかけれますが、大きい箱でこの作業をしていたら気の遠くなる作業です。

紙を貼ってよく乾燥させてから、樹脂を何回かに分けて塗ります。
樹脂がたれないように水平面だけに塗っていくので、この作業にまた数日かかりようやく完成です。

銀葉箱

箱を作るとまた他にもミニ箱を作りたくなり、このミニ箱の1、5倍の大きさのミニ箱を樹脂加工無しでイルパピロの紙で作ってみました。
来月初めに同窓会のバザーがあるのでそちらで販売しようかと思っています。

Scatola

蓋を開けると中は布クロスで。

Aperto

大きさは、というと糸巻きより小さめです。

Grandezza

春日局忌

昨日10月14日は春日局の命日。
春日通りのちょうど湯島天神の裏手に春日局の菩提寺麟祥院があります。
本来なら麟祥院地域一帯は徳川家光から春日局が賜った一角だったそうです。

文京区のバックアップもあり昨年から春日忌と称して、寺院本堂で供養を行なっています。

私が師事しているお香の先生は御家流香道宗家ですが、麟祥院が先生の東京の菩提寺でもあり、江戸時代初期先生の家に春日局が養女となっていた姻戚関係もあり、昨年より献香をなさっています。昨年仕事と重なり伺えず今年は本堂での献香に参加できました。

春日局の父、斎藤利三は明智光秀の重臣であったことから明智光秀末裔の明智憲三郎氏の講演があり、
徳川家光の生母が春日局であったことなど、歴史的資料読み解きにより新しい事実が発覚していることなど楽しい講演会をなさってくださいました。

麟祥院

下は国宝となっている狩野探幽筆の春日局の肖像画掛け軸。春日忌1日のみ拝むことができる。

春日局

なぜ赤い袴をはいているのかというと、女性の冠位の最高位 冠十一位を朝廷から賜った人だけが身につけることができるのが、この赤い袴なのだそうです。色々ご説明があり、なかなかお勉強ができた休日でした。

下は本堂内

Aoimon


Hondo

渋谷西武 シルク布地で作るふっくらトレー 2種

本格袋物仕立てを応用した布使いのふっくらトレーが11月から渋谷西武サンイデーの布で作るカルトナージュレッスンに加わります。

15cm直径の円を製図して作る小さめのトレーは内底が正方形。

長方形の内底の浅型トレーはショップで販売しているトレー小サイズ
初心者でも簡単に出来るよう、ウレタンでふっくらさせて仕上げます。

sbuotatasca

現在西武で行なっている布地で作るカルトナージュは厚紙にボンドを塗って布を貼る、というフレンチスタイルのカルトナージュとは大いに異なります。

何が異なるかといえば、シルクや繊細な輸入布地を傷めないよう、日本古来からある布で小物を仕立てる日本独自の丁寧な技法を取り入れているからです。

使用するボンドも布紙用ボンドで、布全面につけることはありません。
布クロスを貼る時だけ普通の水で溶いた木工用ボンドを使用します。

Sbuotatasca medio

日本の技術、今世界でも注目されていますが、この布の小物づくりの技法もその一つです。多分外国人にはできない技だと思います。

つい日本人はヨーロッパにばかり目が行きますが、実際に20年以上暮らしてみた私から見ると、日本の技術が繊細なカテゴリーにおいては際立って優れていていること。
帰国してあらゆる分野の日本の文化の水準の高さに今もなお感動しています。

趣味でお香を始めましたが、そのきっかけもパリで調香師の学校に行きたいと思ったことからでした。
結局 理系化学の学士を持っていることが最低限の入学資格で、文学士では全くご縁がなく、諦めました。
そうこうしているうちに、子供たちが日本の学校に帰国して行きたい、とのことで帰国準備。ふと思えば、「日本の香りって何?」と自問自答。

そんな折、帰国早々日本で出会ったのが香道でした。

カルトナージュも同じで、日本古来の布を使う方法は20代のころ少し先生について習ったことがあり知識があったことが幸いしています。

何も知らなければ比較できないので、布をノリで貼ってしまうフレンチスタイルが当たり前と思ってしまう事でしょう。

布を大切にするという日本の文化の良さを、是非皆さんも体験してみてください。

キャッシュレス払い 5%消費者還元 10/1より認可されています。

当店のカード決済をご利用いただくと、10月より5%の還元を受けられる認可を政府よりうけましたので、皆様のお越しをお待ちしております。 但し対象カードは以下のカードのみとなりますのでご確認をよろしくお願いいたします。

VISA・Mastercard・JCB・AMERICAN EXPRESS・Diners Club
credit

cashless
カテゴリー:知っ得情報

江戸の粋 万年青植え

江戸時代より引越しの際とか新年や長寿のお祝いに縁起物として重宝されてきた植物でもあるおもと(万年青と書きます)を皆様ご存知ですか?

引っ越し時には、一番はじめに家に入れると運が開けると言われています。

週末の夜に植え付けの講座があったので参加して来ました。

Facebookで募集があり、其のタイトルが徳川家康がが愛したオモトというタイトルで目を引き、すぐに申し込みました。

室町時代後期より、栽培されていたそうですが、徳川家康がこの万年青を一躍有名にしたと言われています。江戸城入城に際し、三河国の長島長兵衛がおもとを3鉢献上。家康は言い伝えに従い真っ先に城
に持ち込み床の間に飾ったそうです。一年中葉は青く、次々と新しい芽が出て増えていくことから子孫繁栄をもたらすと。徳川家の泰平、繁栄が続くのもおもとのおかげと、それ以来引越しの際にはおもとを飾る習慣ができたそうです。

室町時代に体制化された華道池坊の新年の生け込みには、おもとを素材として使うことも改めて知りました。

初めて植え込みをしてみました。日向土の大中小を順に鉢に入れ、なし墨を少々、そして水苔を被せて、と簡単そうですがなかなかテクニックが入ります。
鉢は楽焼で水はけがよく、鉢のつばまでの直径と高さは同サイズと決まっており、これがオモトを美しく見せる黄金比との事。

雪渓錦

白薩摩の豪華な鉢も先生がお持ちになっていました。
クリクリした可愛いものもあり、これから育てていくのが楽しみです。

Varie

色々な種類があり、品種は1000を超えるそう。自分で実がなった時に受粉して交配させることもできるので、ちょいと楽しみが増えました。
葉蘭のように大きくなく大きくても鉢が両手のひらに入るサイズ。私が植え込んだものは片手に入るぐらい。

Varie2

浮世絵にもよく顔を出している植物なので、浮世絵の見方も変わってきます。

10月のアトリエレッスン

立体の箱物の作り始めはティッシュッボクスです。M.T.さんの作品です。
ルチェルトラのプリントペーパー紺色とシルバーのレザークロスという今までどなたもなさったことのない組み合わせで、かなりモダンな仕上がり。

シルバーレザークロスはオススメです。

Tossì

次はスキルアップレッスンを受講された.A.K.さんの作品で、布地で作るメガネケース。
あと僅かに残ったイタリア製エトロインテリアの布地を使用して、綺麗に完成。
使用するクロスなど厚みがあると微妙に仕上がりに影響してしまうので、神経を使います。

Porta occhiali

横から見た感じは下の写真で。

A fianco

9月のアトリエ カルトナージュ レッスン

今月は月初と月末にアトリエレッスンとなりました。

スキルアップの方、上級コースの方、中級コースの方とそれぞれコースの違う方々のレッスンでした。

まずは上級コースのY.F..さんの作品、ナプキンスタンド。
ちょっと数学的な計算で、超丈夫な仕組み。ナプキンどころかコピー用紙一袋分を挟んでおける頑丈さ。どうも聞いてみると、作った方でナプキン立てとして利用されている方はなさそうです。

Napkin stand

カーブの多いデザインにもかかわらず、とても綺麗な仕上がりとなりました。

Napkin stand 2

次は中級コース最初に行うリフォームボックス。R.H.さんの作品で、虎屋の蓋式の箱をオルゴール式に作り直していきます。

Riforma box

蓋と身が全く同じサイズの箱をオルゴール式にするのは結構な上級テクニック。丁寧な作業で仕上げ途中ですが、あと少しで完成まで漕ぎ着けました。

Reform

内側はスエード調クロスワインで、シックで重厚な仕上がりです。

Reform3
カテゴリー:terzo corso講習作品集