イタリアンな生活
2015.11.22 Sunday
イタリーツアー旅行で初日の観光がAOSTAアオスタ(モンブラン手前のフランスとの国境地域）にある古城めぐりでしたが、フランスとの国境に近い為、どちらかと言えば要塞。中世期のお城なので何とも優雅さに欠けるので、フランスのロワール地方の古城めぐりを想像していたのでちょっとがっかりしました。
とはいえ、話題の映画アベンジャーズの撮影現場になったとかで、地元ではちょっと話題となっていました。
一応お城に上ってみました。行きはエレベータがあったので楽々、帰りは景色をみながらのんびり歩いてきましたが、アオスタの渓谷の眺めが美しかったです。
ミラノに住んでいた頃はこのちょっと先にあるクールマイヨーとかチェルビニア（ドイツ側はマッターホルン）のスキー場に毎年一週間ほどスキーに来ていました。
フランスでもそうですが直訳で「白の一週間」settimana bianca セッティマーナ ビアンカ仏語はsemaine blanche スメーヌブランシュという名称で冬場にスキーに行く学校の一週間のお休みがあります。もちろんお休みですが学校でセッティングしてくれるわけではなく、個人で行きたい人は行くわけです。日本では考えられない優雅な習慣です。
確かイギリスに赴任していた時もスキーの一週間はあったようで、下の息子も長男同様スキーデビューはチェルビニアで、イギリスからわざわざ出かけていきました。
チェルビニアでは子供好きで面倒見の良いイタリー人コーチが、子供をプライベートレッスンで長時間預かってくれるので、親もスキーを十分楽しめ、満喫できました。
今思えば、日本では考えられないような楽しい経験でした。
2015.11.08 Sunday
先月フィレンツェでオーダーしたイルパピロの手摺プリント紙やマーブル紙が明日ようやく届く予定です。マーブル紙はアソートで頼んだためどんな柄が来るのか楽しみです。
今回、オーダーの際にはイル パピロの社長自ら工場まで案内してくれました。
30年以上のキャリアがあるマーブル紙制作の職人さんの仕事ぶりを見学。やってみたら？とも言われましたが、汚れては困る服装だったので今回は遠慮いたしました。
JTBなどと提携して工房でのマーブル紙体験などのツアーもしているとの話でした。
まずは何色かの色を垂直に一直線に流してから右の端に見える釘の刺さった木片で
水平に左に動かすと、パボーネ(クジャクの羽の柄）が完成。
上記の上に紙をそっと置いて、引き上げればクジャク柄のマーブル紙が完成です。
2015.10.26 Monday
先月作品展を開催後、ショップ休業にて皆様にご迷惑をおかけいたしましたが、久々に休暇を取り、イタリーのトリノ周辺を中心に生まれて初めてのツアー旅行を体験してきました。
何も考えなくてついて行くだけはとても楽ちん。作品展ですっかり消耗していたため、バスの中では爆睡。ガイドの方にはその都度気を失っている人がいる、とか言われていたようです。
10月いっぱいのみ毎週末に行われるイタリーのアルバでしか取れない白トリュフ祭りを見学し、トリュフ狩りを見せてもらうという貴重な経験をしてきました。
この催事場では3ユーロの入場料を払うと、入った入口のところでワイングラスをもらえて、2杯まで試飲できることになっています。
フランスではほとんどお目にかからない白トリュフですが、黒トリュフに比べてはるかに香りが高くお値段もこんな小さいのに半端じゃありません。
美味しいワインで有名なバローロのワイン畑を越えた先で、本格トリュフ狩りを見学。ワンちゃんの集中力がきく40分間だけでしたが、その間5個ものトリュフを見つけ出した優秀なトリュフ狩り犬です。
臭いでかぎ分け、犬が掘り始めます。
傷をつけないようプロのトリュフハンターが丁寧に掘り起こします。粘土質の固い土なのでなかなか大変。黒トリュフは土の表面近くにあるので、わざわざ掘るほどではないのですが、白トリュフはかなり奥深くなので、鎌のようなもので少しずつ掘っていくので価格も高くなるわけです。
こんな大きな白トリュフ見つけました。
更に黒トリュフも。
フランスでは豚がトリュフを見つけると言いますが、豚は見つけるとトリュフを食べてしまうため、イタリーでは犬しかハンティング用につかわないそうで、子犬の時からトリュフの香りをかがせて嗅覚を鍛えるそうです。
お香の香りとはかなり違いますが、美味しい香りでした。
2015.03.07 Saturday
九段にあるイタリー文化会館で
イタリアブックフェアーが今月下旬から行われます。
そして「ガイドには載らないイタリア丸秘旅行術」の著者三浦陽一さんの無料講演会がが3月28日(土）14：00〜15：00まで文化会館で行われます。
28日当日はアトリエ講習の日ですが、折角なのでこの講演会に出かけることにいたしました。著者の三浦さんには伺う旨連絡してあります。
生徒さんでご希望の方は是非ご連絡ください。予約は必要ないことがわかりました。
いらっしゃれる方は是非ご一緒いたしましょう。
2014.02.05 Wednesday
夕方から9時過ぎまでとても賑やかなキャンティーワイン3種の試飲とお食事会、50人とかなり大勢のご参加でしたが、無事終了。
3種類はオードブル時・パスタ・お肉など順のお食事に合うセレクション。
始まる前は、まだ人気もまばらでしたが、あっという間に通路も一杯になってしまい大盛況。
都度解説をしてくれたパオロ。今日はしっかりお洒落をしています。
あっという間にこのテーブルぎっしりあったグラスは消えてしまい、ワインも数少なくなってしまいました。
ブッフェスタイルのお食事は、写真撮りする暇もなくすぐなくなってしまいました。はじめていらした方はお食事のお野菜がとてもフレッシュなので感激されます。
最後皆様がお帰りになったあとは、スタッフ皆でスプマンテで終了の乾杯。
友好ムード満点・パオロ親子もすっかりご機嫌でした。
2014.02.05 Wednesday
本日夕方から行われるイタリア トスカーナ州のキャンティーワインとブッフェスタイルのお食事会でお披露目するワインの生産とアグリツーリズモを主宰しているパオロ親子と打ち合わせを昨晩いたしました。
会場は銀座のレストラン・ファームゲンテン。アグリツーリズモとはアグリカルチャー（農業）からの造語で、農村地域での宿泊と地元の野菜をふんだんに使用した食事を楽しみながら自然を満喫する旅行のことをいいます。
昔日本で言う民宿みたいなものですが、ヨーロッパの農家は頑強な石造りの家に住んでいるので、宿泊施設に改造するのもミニホテル並みにできるので、その点は日本の民宿とは大いに違います。
天井の梁が古い木だったりするので、ラスティックな感じに趣があります。
たいがい夏休みに多くの人が訪れるので、どこのアグリツーリズモの宿泊施設でもプールがついています。
水が地下水だったりして、結構冷たくては入れなかった思い出があります。
明日は今日皆さんに堪能していただく新種のワインのご紹介をします。
2013.12.03 Tuesday
最近気に入っているバッグは着物を着ても、洋服でもいづれの際にも対応できるバッグ。イタリー製のgenten ゲンテンブランドのジャガードのバッグを愛用しています。
左は少しこぶりで、右はたっぷり入るタイプ。革の堅いバッグだとお着物を傷めたりするので布製の大き目はとても便利で実用的。
小さいタイプでもアイパッドが入るおおきさです。
このジャガード柄は、フィレンツェのシンボルでもあり、ショップで扱うレオーネ柄の
プリントペーパーとよく似たデザインなのですが、お気づきになりましたか？
そしてこの織物は、グッチやプラダのジャガード柄や布製のバッグの布地を織っている同じ工場に依頼して仕上げたもので、とてもしっかりしています。
バッグはイタリー人デザイナーのデザインで、製造も間違いなくmade in Italyのちょっとしたお買い得品です。
数に限りがあるので、小さい方はもう完売しているかもしれません。
2013.10.16 Wednesday
イタリーで購入する我が家の生活必需品といえば、まずドライトマト、そしてパルメザンチーズの大きな塊、そして最近新しく加わったのがこの石鹸。普通のオリーブの香のする石鹸なのですが、以前にイタリーにいる友人からとてもよい自然の石鹸だから使って、と言われ使用したところ、肌の弱い私にぴったりの使い心地。
どこで購入したらよいか在庫がなくなり困っていたのですが、フィレンツェの薬局で売られているのを発見。最近はフィレンツェ中心に訪伊するので補給でき助かります。
このオリーブの柄どこかで見たことありませんか？
当店では扱っていませんがRossi製のプリントペーパーに同じ柄がありますが、この包装箱、そのRossiで製造しているのです。
フィレンツェ近郊に会社があるRossi社ですが、フィレンツェで製造する色々な商品のパッケージ造りもしています。
バッグや
靴、エミリオプッチ柄のプリント紙がRossi社製です。
下はイタリー育ちの息子のお気に入りで、兎も角非常にラスティックな、イタリーののお菓子屋さんのビスケット。
多分日本人のお口には絶対合わない素朴で小麦粉っぽいビスケットです。一味何かが足りないのですが、子供たちはこの素朴な味で育っているのでなつかしく美味しいらしい・・・。
う〜ん、うまい！と連発するので、こちらはえ〜〜〜？なのですが。
2013.10.07 Monday
西武池袋の作品展の際イタリー展が同時開催されていましたが、イタリー料理素材のチェックも怠らずに購入したのが下のお豆。
シチリー産の赤いんげん豆は、とても美味なことで有名でイタリーに行った時は必ず調達してくるのですが、昨今本拠地にしているフィレンツェではどこに売っているのかわからずじまいでしたが、日本でゲットできるとは・・・。
少し涼しくなってきたので小玉ねぎとベーコンとコンソメでシンプルなスープに。
本当においしくて、日本のインゲン豆とは大きさも厚みも味も違います。
煮なくてもよい紙パック製なので超簡単にサラダもスープもリゾットにも対応できて便利です。
ついでにヒヨコマメの同様の紙パックもワンカートン16箱入り調達してしまいました。もちろんヒヨコマメのパスタソースやスープも簡単にできます。
2013.05.05 Sunday
テレビの天気予報は日本でも頻繁に行いますが、フィレンツェのテレビの天気予報にちょっとはっとすることがありました。
ミラノではこんなことはなかったのですが、下の写真のように軍服を着た男性が毎回天気予報をおしらせしてくれます。軍服をよく見ると、何と空軍の軍人であることがわかります。
日本は平和ボケなので、こんな軍服を着たひとがTVに出たらなんだか大騒ぎかもしれません。
天気に直接作用される空軍部隊なので、天気予報は重要な情報なのですね。
内容はもちろん日本と変わりなく、低気圧や高気圧や、雲の流れなど。
