フレンチなおしゃれ
2010.05.28 Friday
今年の夏はどんな装いで楽しまれるのか、お決めになっていらっしゃいますか？最近はユニクロ、H&M と限りなく安価にベーシックからトップファッションまでおしゃれが楽しめます。
パリのリッチなマダムたちも、時々お手伝いさんと同じものを着ていることがあったりして（笑）誰もがファッションを楽しめるような時代なんですね。
そんな中、仏版マリークレールにはフランスニット界の大御所 ソニア･リキエルがあのH&Mのためにデザインした、ニットのコレクションの広告が大々的に掲載されていました。
日本のH&Mでもリキエルのデザイン出ているのかしら、となかなか足を運ぶ暇もなく・・・。
独特の縞々ニットはお得意のデザイン。日本円で約3600円だなんて・・
上の写真のニット上下 下の写真のニット上下 どれも日本円で約4800円だそうで、ワンシーズンのおしゃれなら思わず買いたくなってしまいます。
今年の3月末に西武池袋店７Fのホビーショップ サンイデ（cent idee)が立ち上がりましたが、フランスで長らく出版されていた手芸雑誌１００ideeがとうとう出版中止。かのソニア・リキエル女史も、もともとはこの手芸雑誌に掲載された手芸好きな普通のおば様だったのでした。
2010.05.13 Thursday
パリのマルシェでは、お花屋さんも出店します。ここはトロカデロ、エッフェル塔が目の前のセーヌ川を渡った向こう岸にすぐ見える場所です。
イタリーのメルカート（＝マルシェ＝朝市）で、お花屋さんが出ているのは見たことがありませんでした。花がこんなに山積みなのもきれいでステキ。早く売れないとお花がかわいそう・・・なんて余計な心配をしてしまいます。
チューリップは一束8本入りで5ユーロ(600円）でした。
2010.04.22 Thursday
春の訪れを感じさせてくれるヨーロッパの野菜のひとつ、白アスパラ。パリのマルシェにすでにお目見えです。
旬の時期は本当に短い期間なので、この時期にわざわざ日本から観光がてら買いに来るという方もいらっしゃるほど。レストランでいただける時期も限られています。
食べ方は先端部分以外を皮むき器などで、結構厚くむいてからゆでます。
ゆでるときは、ひもで束に結わえて、縦にしてゆでます。
そして好みのソースをかけていただくのが一番。
以前パリのリッツのシェフにフランスの自宅に来ていただき、友人達を呼んでプライベートなお料理教室をしていただいたとき教えてもらったのですが、ソースはマスタードと卵の黄身をあわせ、あわ立てた卵白を加え、ふんわりと口当たりがよかったのを記憶しています。
2010.01.30 Saturday
現在開催中のサロン・デュ・ショコラ、昨年よりも20%増しの入場で、相変わらず長蛇の列をなすところもあり、朝から夕方まで不景気知らずの人気。今回は先にブログでご紹介した、超有名ショコラティエ ファブリス・ジロットご本人をご紹介したく、彼に許可を得て写真撮影させていただきました。
ブログに新作のチョコを掲載した旨お話しすると、とても喜んでくださり、この笑顔。実際より若く見えます。普段は結構厳しいお顔つきなので、ラッキーでした。
そして彼のブースのお隣は、普段から行列のジャンポール・エヴァンのカフェテリア付のブース。
アルザスのフェルベールと並んで人気ショコラティエが続いています。今回はじめてジャンポール・エバン氏ご本人がいらしていたので、マダム・フェルベールとツーショット。
かなり気難しくて有名なジャンポールエヴァン氏ですが、今回はマダム・フェルベールに説得されて日本にやって来てくれたとのこと。お二人もブログ掲載にもちろんOKしてくださいました。
フェルベールのチョコは女性らしい優しいピンクの箱で4個入り、ジャスミンやラヴェンダー、スミレなど花の香りがほのかです。
25年に及ぶアルザスの彼女のショップで販売するジャムの数々がポストカードになっていて、素敵な写真集ともいえます。
2010.01.17 Sunday
バレンタインデー前になると行われる、日本版サロン・デュ・ショコラはチョコレート好きの方には絶対お勧めのイベントです。パリではいつもセーヌ河畔、アルマ橋をサンジェルマン方向に渡り、河畔を右に向かうと特設会場があります。しかし、昨年たまたまお会いしてお話しすることが出来たサロンデュショコラ主催者のマダムいわく、日本で行うこのイベントの方がずっとレベルが高く、とても光栄だとのこと。お話してみないとわからないですね。更にパリのサロンデュショコラにはでないけれど、この日本版ならレベルが高いので参加するという著名なショコラティエもいるぐらいだとのお話も。
1月27日(水）〜2月1日(月）まで新宿伊勢丹本館６F にて開催
イセタン アイカードをお持ちの方は26日（火）に提示すれば特別入場できるそうです。
パリに住んでいても簡単に入手できないFABLICE GILLOTEファブリスジロットのこのチョコレートは絶品です。Dijon（ディジョン）にしかお店がないのでお願いしてお取り寄せしてみました。17人いるフランス国家最高職人の一人として活躍してる彼もこのイベントにもちろん参加、販売されます。
チョコの中は何層かになり、この何とも言えないほのかなジュレがチョコの味を素晴らしく引き立たせています。
フランスでも結構なお値段なのですが、日本では1枚450円〜で、価格は種類により大分違います。
2010.01.12 Tuesday
ポップなイラストの箱が可愛いピエール・エルメのマカロン。もともとラデュレのパティシエだったピエール・エルメですが、独立後はラデュレよりずっと早くから日本に上陸、既にマカロンを販売していました。
日本食びいきの彼は、マカロンにわさび味とか、日本食の味を取り入れて一味ちがうマカロンを創作しています。
個人的にはラデュレのほうがさっぱりしていて食べやすく、濃厚なバタークリーム味をお好みの方にはこちらのピエール・エルメがオススメです。マカロンもクリームもたっぷり厚めです。
2009.09.13 Sunday
トワル ドゥ ジュイを1800年代にはじめて製造し、この世にだしたオベルカンフのオリジナルプリントを、旅先の偶然から入手することができました。
フランスのインテリア布地メーカー
BRAQUENIEブラクニエが、オベルカンフの工場が時代の流れとともに閉鎖された1800年代後半に多くのプリント型を購入して現在も販売していました。
写真は4色ですが、このほかにグリーンもありました。
最近パリでも、ミラノでも、布地売り場がどんどん縮小され、便利にしていた大店舗の布地屋さんが皆閉鎖されて、寂しい限りです。
この布地は、フィレンツェにあるホテルなどのインテリア布地オーダーショップで、偶然オーダーサンプルの中から見つけたものです。
オーダーしないと入手できないのですが、価格を聞いてびっくり。140ｃｍ幅で1ｍ125ユーロ、日本円で約15000円。オリジナルの本物とは、こういうことなのですね。
ブラクニエのURLのなかでTraveau de la Manifactureと記載されている布地が上の写真同様のジュイです。
フランスjouyの町にもオベルカンフのオリジナルプリントを販売している
Toiles de Jouyというインテリアオーダーショップがあります。店舗ＵＲＬ内に布地の詳細情報が記されていますが、オベルカンフが監修したオリジナルデザインのものは矢張り114,45ユーロ、と高価なものでした。
早速、お教室の生徒さんたちにも本物の精緻な仕上がりの美しさと、高品質な100％Cottonの手触りを実感して頂きました。
2009.08.18 Tuesday
パリでは7月から夏季限定で販売されている8個入りのMademoiselle Fifi(マドゥマゼル フィフィ）と名づけられた犬の
マスコットシリーズの箱入りマカロン。普段は
ラデュレの文字が中心のピンクやミントグリーンの箱なのですが、8月一杯は8個入りに限りこの可愛い箱入りで販売されています。
過去にはネコやブルドッグ、ねずみなどのシリーズもあり、ラデュレ・マスコットファミリーにフィフィも仲間入りです。
パリ土産というと、ついメゾンドショコラのチョコかラデュレのマカロンを思い浮かべるのですが、共に夏は暑さのため日本に運んでくるまでが大変。いつも避けていたのですが、最近は三越本店にもラデュレができるほど日本でもマカロンブーム。ラデュレのマカロンのご指名があったりして、持参に四苦八苦しています。どんなに手持ちで注意しても欠けてしまうマカロン。繊細でいて味はしっかり濃厚。いろいろなマカロンを試してみましたが、矢張りラデュレが安心していただけます。
しかし、シャンゼリゼにあるラデュレのお店は、朝から晩まで行列していて購入するのも大変。平日夕方もダメならと、日曜の朝8時半開店時に買いに行った時も既に並んでいてびっくり。
カフェも同様に行列です。比較的購入しやすいのはプランタン内、もしくはサンジェルマンのお店です。
2009.08.14 Friday
ヌイーの街は歩道が広く、車道の片側2車線分ぐらいあり、お散歩もゆっくり、ゆったりできます。すべて舗装されているわけでもないので、ジョギングにも最適です。この道をまっすぐ進み、大通りを越して暫くするとブローニュの森に自然にはいってしまうので、近所に住むアメリカ人のママに誘われ、毎朝一時間ほど、よくジョギングをしていました。今は膝を痛めてしまい、歩くのがやっと普通になったところなので、今は昔、夢のように思えます。
最近お目見えのワンちゃん用ダストボックス。つまり、お散歩中のワンちゃんが道路を汚さないように、飼い主があれを拾ってこのごみ入れにすてるわけです。ビニール袋まで上の段に収納されていて至れりつくせり。みんな本当に利用しているのかしら・・・。
現サルコジ大統領が市長だった時から、ヌイーの名物バイク、ワンちゃんの汚物拾い専用のバキュームがついた、白くておしゃれな自動二輪が走っていました。でも、こんなに広い歩道ですから、どうせ拾ってくれるからと、その効果は逆で、皆あちこち汚し放題。そう言えば、少しはきれいになったかんじ・・・。
2009.07.23 Thursday
かつて万国博を行ったパリのグランパレの中に、その名もプチパレというレストランがあります。そこで昼食をとった際、大好きなガス入りミネラルウォーターを頼んだところ、出てきたのは珍しいボトルのペリエでした。
インテリアがショッキングピンクを多く使っているので、コーディネートさせるには良いかも・・・。
こちらは日本でもおなじみのボトル。
折角なので、天井が高くて広々としたレストランの店内をご案内。
ほとんど皆、太陽が恋しいのでテラスでお食事です。セーヌ河畔なので木々の緑と川面の涼しげな景色をみながら・・・、しかし大半はビジネスランチの方々でした。
そういえば、グランパレは、屋根を覆うガラスをすべて新しく作り直してお化粧直しをしたばかり。今までと違い、ピカピカにガラスのドームが光って、安っぽくなったと、あまり評判がよくないのです。
がしかし、ガラス1枚1枚ラリックでの特別オーダー品です。グランパレ建造時もラリックに作らせたのだそうです。
テラス席は予約で一杯なので、ウエイティングはこちらの席でアペリティブをいただきながら。
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