材料の扱い方

リメイクボックスその2

筒状の厚紙があったら底や蓋部分を円形カッターでカットして加えて紙を貼るだけのリメイクボックスにすると形状が柔らかでおしゃれ感も出ます。
スエード調布クロスを使用すると高級感も。

円形ボックス

蓋部分にはウレタンボールを入れてふっくら感を出します。ドットストライプのプリントペーパーは裏表が色違いでプリントされているので内側と外側で変化をつけやすく使い勝手が良いプリントの一つです。

内側


蓋のトップには金具をつけました。紺色の方は国産の大きめゴールド金具でパープルの方はイタリー製のシルバー金具

金具 シルバー金具

リメイクボックス

最近また断捨離をし始めています。
相当昔に頂いたネックレスやスカーフ,カシミヤのマフラーなどなど皆未使用なのでメルカリとかに出して処分することも考えています。

そんな中で未使用のネックレスが出てきたものの、ケースの外箱が湿気で少し黄ばんでいました。

思いついたのがこうした少し汚れのある箱のリメイク。きっと皆様もお手元にあるのではないかと思います。
初心者でもできる簡単な製図方法と作り方をご紹介したいとおもいます。

ネックレスが入っていたグレーのケースは新品のままでしたが、入っていた白い箱はシミがついており、プリント紙と布クロスでカバーしたら見事に美しく変貌。

リメイクボックス

まずは使いたいプリント紙に箱を置きながら直接製図しておきます。
一番最初に箱の内側に折り返す分を縦と横に1冑で線を引いておきます。

下写真は箱の辺の短い部分の高さを最初に引いた折り返し分1僂鳳茲辰独△鯆樟榁屬い董
高さをなぞって線を鉛筆で引いていきます。


採寸

順に辺の長い部分の高さ、底部分とすべて鉛筆で軽くなぞり、その後製図用の線を定規で引いていきます。

写す 底

軽くなぞった後は定規を使用して内側に折る分1僂鬟廛薀垢靴得戎泙牢粟です。カットして糊付けしていきます。

製図


長い辺の面を両方順にまず糊付けします。

ノリ付け

長辺両面を貼りつけたら、今度は短辺の方を下のようにカットしながらまた糊付けです。

カット

上部の部分は必要ないので斜めにカットしておきます。その後残りの短辺部分を糊付けします。

ノリ付け

内側に折り込んだら蓋が出来上がりです。残りの身の部分は同じように布クロスで仕上げます。
内側に折り込む詳細はこちらのページで確認してください。

プリント紙 50年代ファッション   布クロス ピンクイタリアーナ

全辺ノリ付け 仕上がり

二つ同じ箱があったので柄違いで作ってみました。

プリント紙 シルクスクリーン花柄ブラックベース   布クロス サックス

完成

ミニアクセサリーケース

ちょっと一息して以前から作りたいと思っていたとても小さいバッグインアクセサリーケースを口金を使って作ってみました。

口金開閉のケースなので、口金の縦横の長さに合わせて製図が必要です。工作用の方眼紙がすぐに型紙として使えるのでとても便利。口金のサイズから型紙を割り出しました。出来上がりは思っていたようなイメージではなかった為また型紙を作り直してみようと思います。

製図

指輪やイヤリングをちょっとはずしたりした際に重宝するケースです。バッグに入れても邪魔にならない小さな大きさ。

アクセサリーケース

口金を閉めるとこんな形に。ちょっと高さがありすぎで、底部分を広くすると安定感が出ます。底部分から製図をずる必要があるようです。

バッグイン アクセサリーケース

50年ぐらい前に同じような物を母が作ってくれたのですが、もうぼろぼろになってしまい手持ちの3×4cmサイズの金具で作ってみました。母のものはミシンで縫ってありましたがこんな小さいのでチクチク手縫いをしてすぐに出来ました。

open

六角台紙を使用した蓋付き箱

何か良いアイデア作品ができないか模索する毎日です。ショップで販売する講習用キットのパーツを取り出しては悩む毎日。

そういえば自宅で便利に使っているのは円柱のシンプルなペン立てですが、ボールペンや鉛筆、筆ペンと結構たくさんあって今のところ三つ満杯です。
蓋もないただのケースなのでサインペンの高さとか、鉛筆や筆ペンの高さと何種類かの高さに分けて蓋つきで収納するペン立てでも作ってみようかと不意に頭に浮かびました。

この台紙は小物入れの土台となるのですが、小物入れの高さを変えてギフト用ワインボックスも作ることができます。今回は土台の台紙の内側に厚紙をかませて高さを変え、同じこの台紙で蓋を作るという手法で仕上げてみました。

現在ショップで6個セットでお値打ち価格の販売をしています。

六角台紙

上下の蓋と身はこの台紙を使用して作り上げ、その中間にモアレのプリント紙を巻いた厚紙で高さを調整して貼り込みます。

六角柱の箱

蓋をした時に中央の高さ部分を高くすれば鉛筆や筆ペンが入り、居間の雰囲気に合わせたカラーで仕上げれば蓋付きなので中身も見えずちょっとしたオブジェ風に。

材料:布クロス ピンク   ウレタンボール   細幅白色厚紙3冑 プリント紙エンジェルと花
六角柱の箱 

この箱の画像を見ていて急に今度は家族がヨーロッパでギフトとして贈られたネクタイがぐるぐる巻きになって入っていた箱を思い出しました。なかなか便利な箱になりそうです。

新入学 新社会人へのギフト

あちこちで新入学のご家族を見かけますが、新入生、新社会人がお身内にいらっしゃる皆様おめでとうございます。
八重桜の木の下で記念撮影をされていたりととても微笑ましく、ついお節介で写真を撮るお手伝いもしたくなってしまうほど。

こんな時期だからこそ、記念撮影したお写真は是非とも写真立てに入れて飾って頂きたい気がします。
友人に差し上げる為にシングル写真立てを作成してついでに以前から作りたかったシングル写真立ての1/2高さのミニブック式写真立てを僅かに残っているイタリー製エトロの布地で作ってみました。

シングル写真立ては縦横併用なので写真の向きに合わせ飾れるのも便利です。写真サイズはL判がぴったり収まるサイズです。

材料 布クロスクリアーワイン  プリント紙リボンローズ  
photo  frame

ミニ楕円ブック式写真立てのエトロ布地はハンドプリントという手で型染めする素晴らしい技で作り上げられた貴重なものです。その布地の風合いにも惚れてしまうほどです。同じ手染めの日本の着物の江戸小紋よりずっと難しい柄ですね。
外側の台紙には布クロスグリーンキアーロを使用してちょっと大人の雰囲気。ショップのギフトコレクションにて販売します。
額装のようにガラスは入れられませんが、薄手アクリル板が入っているのでホコリ対策になります。

ミニブック式写真立て


ところで実はこの新年早々に手指を2本も一度に骨折してしまった為、長らくギブスをはめ手を使えず今ようやくリハビリがてら一人で作品を作れるようになったところ。

一月から今まで作った作品は講師の先生や、普段からお手伝いに来てくださる方に製図していただいたり、カットしていただいたり、組み立てて頂いたりと、皆様のお世話になりながら何とか完成に至っています。本当にお世話になり、有難うございました。

無理はできませんがクロスのカットも厚紙のカットも最近はできるようになり、家事も少しずつと言ったところ。片手が使えない間、できるのは片手でパソコン打つことぐらい。なんとかそれでブログも掲載出来ました。その後ギブスが取れたらリハビリに忙しく毎日病院通いでブログもなかなか書けなくなり、元に戻れば仕事は山積と、お陰様で毎日忙しくしています。

まだまだ山積分ワーク処理に追われますが、引き続きまた情報共有できるブログにして行きたいと思います。

小物整理に便利なミニ小箱のキット

現在アトリエ整理を相変わらず続けている毎日なのですが、キット販売していないキットも多く、頭を抱えています。
その中の一つが本日ご紹介するミニ小箱。。ギフトコレクションで販売しているミニ小箱より2倍少々大きいものです。手前のピンクのマーブル紙の箱が今回ご紹介するもの。奥の小さい箱がギフトコレクションの箱。
出来上がりサイズは6cm×8.5cm×高さ2.5cm。

ミニ箱 大 小

作り方があるのですが、あくまでも自分用でお教えするレシピ作りにまで至っていません。そこで型抜きのこのキットに関しては急いでレシピを完成させてお試販売する事に致しました。

材料:イルパピロマーブル紙ピンク スエード調クロス  レザークロスシルバー
Minibox

型抜き台紙なので、自分で切り込みを入れる作業がないのであとはクロスやプリント紙を貼って仕上げるだけです。
蓋がふわっとした仕上げになるよう、ウレタン付きのキットにしました。
小さいのでスペースを取らずにすぐに作れるのでお勧めのキットです。

厚紙キット

明日には画像付きの作り方ができるので、ご興味のある方は是非ショップにお越しください。

フェルマエラスティコとゴム

以前イタリー製のフェルマエラスティコの金具について、その使用方法の解説をした事がありました。

こんな方法でステーショナリーをゴムで止めるのに使います。

使用方法

今回はお客様から、装着するゴムの口径の大きさが、お手持ちのもの直径3mmのゴムが使用できるかどうかと言うお問い合わせがありました。
確かに日本国内でも丸ゴムは販売されているのでいろいろな種類のものが市場に出回っています。

現在販売しているイタリー製の丸ゴムを輸入する以前に試しに購入した日本製の丸ゴム直径3mm弱のものがあったので、試しに嵌めて金具を締めてみました。

国産ゴム

皆様が想像しているより、金具がとても柔らかいのでペンチで簡単に潰せます。多少太めのゴムでも大丈夫です。

下の金具の写真を見ていただいてもわかるように上下左右にかなりのスペースがあります。表示ではゴムを通す内径は2mmとなっていますが、正確には2mm少々あり、ゴムは弾力があるので金具を締めてしまえばゴム幅も狭くなります。

当ショップで販売しているイタリー製丸ゴムは直径2mmですが、日本のゴムのようにふわふわとしておらず、かなり密度の高い硬いゴムです。その為金具にはめ込むとピッタリで少々遊びがあるぐらいです。
フェルマエラスティコ

あまり日本のステーショナリーでの使用は見かけない金具ですが、丸ゴムとハトメと一緒に使用するのが一般的です。A4以上の大きいサイズの作品に使うのがバランスが良いと思います。

カルトナージュ材料の扱い方 ウレタンボール

引き続きウレタンボールの扱い方をまたご紹介していきます。
前回△任魯ットの仕方について解説をしましたが、今回はウレタンに貼付してある厚紙側を表側にして使用する際のワンランクアップしたウレタンボール使用方法を画像でご紹介していきます。

この方法はここ数年レッスンでもお教えしていますが、昔のレッスンでは行っていなかったテクニックです。

どのような場合に使用すると効果的か?
どんな作品に実際行っているかを検証してまいりましょう。

作品はペンケースですが、この蓋部分だけにウレタンボールが芯材として使用されています。
蓋中央の骨ツメを止める平紐を通した部分、ちょっと凹んでいますね。
ここにはウレタンボールは入っていません。

ペンケース

下の写真 蓋の開閉部分のところがポイントです。
この部分は開閉するために少し段差をつけている部分で、ウレタンの厚さがあると上に貼付してある布クロスが浮き上がってきたりします。

ウレタン入り蓋

そこで布クロスの浮き上がりを避けるために、ウレタンの背に当たる部分を下のように2〜3mmの幅でウレタンだけをカットします。薄手の厚紙をカットしないように表面のウレタンを優しくカットしていきます。

ウレタンカット

そしてこのウレタンのついていない部分とウレタン部分1mm幅に布紙用ボンドを軽い山状にしてつけていき、蓋部分になる厚紙に接着します。接着には少し時間がかかるので数分ですが軽く手で押さえておきます。

こうしたほんの少しの手間をかけるだけで、下の写真のように蓋の開閉がスムーズになります。
もちろんこのような手間をかけずとも出来上がりますが、その際には背部分のウレタンの厚みをしっかり抑えて浮き上がらないようにする必要があります。

蓋 蓋内側

手間をかけた分は、それ相応に作品も美しく仕上がります。
Let‘s try and review❗

カルトナージュ材料の扱い方ウレタンボール▲ットの仕方

ウレタンボールのカットの仕方について今日はチェックしたいと思います。

普通ににカッターでカットするのですが、何点か注意が必要です。
その理由は薄手厚紙にウレタンがついているので、紙はきれいにカットできてもウレタンがボロボロになってしまうことがしばしば。その為、この状況を防ぐために次の順で作業を確認していただきます。

1) まずカッターの刃を新しくしておく事。刃折処理機ポキを使用して刃を折っておきます。
刃のカット


2)厚紙の方にカットする形を製図したら、ガイドラインに沿って定規を置きます。
 その定規を押さえてウレタンをつぶして、厚紙の厚みだけになるぐらいつぶしてからカッターで
 カットしていく。

3)刃を入れるカッターの角度ですが、刃は絶対に立てないようにし、なるべくねかした状態にします。

刃を寝かす

下の写真のように刃を立ててカットするとウレタンがボロボロに。寝かせれば問題なくきれいなカットの仕上がりです。

刃を立てる

カルトナージュ材料の扱い方 ウレタンボール

本日はまた、材料の扱い方のお話です。

商品に膨らみや重厚感をもたらしてくれるウレタンボールについて具体的な扱い方を記します。
ウレタンボールが製作過程であるかないかで、プロ仕立てか、趣味の域内か、出来上がりが大いに作用します。

当アトリエで皆様作品を仕上げてお友達に差し上げると、どこで購入したのかと必ず聞かれると、仰って下さいます。ひとえにこのウレタンボールのお陰と、私もこの副資材に感謝してしまうぐらい、作品作りには欠かせないものです。

先日は接着方法として布紙用ボンドをどのように使用して仕上げるかお話しいたしました。
実際にご自分で使いたい部分にカットしてみるにはどうしたら良いか、基本的な扱い方をご紹介していきます。

ウレタンボールはウレタンに数ミリ厚の厚紙を機械張りしているものです。
その為、好きなようにカットして使うと、紙の目が作用して綺麗に仕上がらない場合があります。

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ウレタンボール

上記写真のように綺麗に折れる線に沿って紙の目が縦目に入っています。この縦目の線が重要です。
何かを作る際に、縦横辺の長さが違う場合がありますが、辺の長さが長い方に必ずこのウレタンボールの縦目に沿ってカットします。

下の写真引き出しの取手部分も上部のフタ部分にもウレタンボールが入っていますが、どちらも辺の長い方を縦目にしてカットしてあります。

ウレタン

D垢な佞鮟通椶砲垢詬由がもちろんあります。

縦目に沿ってウレタンが綺麗に潰れるからです。逆に反対の横目の辺は少し紙の目のうねりが出てしまうので潰す処理も大変です。

こんなふうにして、製図をするときには紙の目を間違えないようにして、裁断していきます。
次回は裁断方法について実際に紹介していきます。