ホビーの一日(趣味三昧)

茶道のお稽古

月に一から二回茶道のお稽古を続けています。
非日常が楽しくて出かけるのですが、何度やっても覚えないので自分でも呆れてしまいます。

ご一緒に習っている中国人のご夫人から 「毎日家で復習しないと、」と言われて、当たり前のことですがはっとしてしまいました。
お茶のお稽古は準備も大変なので家でやると言っても,なかなか大変。お道具が小さなお香のようにはいきません。


今日のお軸は涼しげ。「清風起」こる。
清風がそよそよ起こり、竹の葉がさらさらと風に揺れるさまを水墨画で描いています。

お軸

夏になると桑小卓は涼しげで、蓋置も栄螺(サザエ)を使用します。
茶入れは四滴のうちの一つ。

広い書院でお庭を眺めながらのお茶のお稽古、ゆったり時間が流れていきます。

桑小卓

前回のお稽古では茶入れは一般的なお棗を使用しました。

桑小卓の飾り

久しぶりの歌舞伎座公演

友人のお誘いで久しぶりに歌舞伎座へ。

団菊祭

ちょうどニュースでもやっていた寺島しのぶの息子が1代目尾上真秀を名乗り、尾上の名での初舞台。
若武者の舞が美しく可愛らしかった。

写真は撮れないのですが、毎回歌舞伎座の緞子ぐらいは記念に撮影。今回は真秀君のためにシャネルのデザイナーがデザインした織物ではないおしゃれな緞子が目を惹きました。

尾上真秀緞子

字は寺島しのぶが書いたもので、一枚一枚が丸いモチーフの布地を貼り合わせたようなヒラヒラしたオシャレなイメージの緞子でした。

そのほかにも個人的に好きな画家の緞子が勢揃いし、思わずシャッターを切ってしまいました。

まずは円山応挙の作品
円山応挙

現代の日本画家巨匠 中島千波の作品
中島千波

そして個人的に10代の頃から大好きだった上村松園の孫で広大な庭に飼っている鳥を描いている日本画家 御歳90歳の上村淳之の作品。
お好み日本画家ばかりで、なんと運が良かったかと感激しています。

上村淳之

久々の歌舞伎鑑賞、事もあろうにお昼ご飯の後、歌舞伎座ではじめての居眠り。今までこんな事なかったのに、、、。ハッキリ言って例のお年頃でした。

サントリー美術館

見に行きたくなるような催し目白押しの最近の美術館。

ミッドタウンに用事があって出かけたついでにサントリー美術館の「吹きガラス妙なる形」を見てきました。
古代のシリアやペルシャの吹きガラスに始まり現代作家のオブジェまでと幅広いガラス作品群。

シリアの古代ミニボトルは白蝶貝に淡いトーンを施したようなミステリアスな輝きが美しい。
シリアの古代吹きガラス

イタリー製水差しは当時流行りのテクニックで。
イタリー製解説

そして日本人現代作家の大型の吹きガラスオブジェ。私には巨大化したアリンコのように見えました。
黒の吹きガラスオブジェ

香道具 オーダーした香炭団入れ

先日出来上がった香道具に引き続き、湿気を帯びたら困る香炭団を入れる桐の箱をオーダーし、これもまた出来上がりました。

炭の汚れが目立たないように白い桐ではなく焼いて仕上げる時代仕上げでお願いしました。

大きさは普段便利に使用している鳩居堂さんの十個入りの炭団がぴったり入るサイズです。

炭団ケース

炭団の仕切りは鳩居堂の炭団入れに入っていたものをそのまま使っても、うちのりのサイズをピッタリ同じに作ってもらったのでスッキリ入り込みます。

炭団入れ 内側

以前オーダーした手記録紙入れは千鳥の柄に波の柄だったので、お揃いの柄にして炭団入れも作ってもらいました。
画像下は上にあるのが手記録紙入れ、下が炭団入れ。

手記録紙ケース

自分で作るのも楽しいのですが、木工製品オーダーも色や柄ゆき、そして意匠など考えてお願いするのも楽しく出来上がるとまた嬉しいものです。

六義園のつつじ

今年もさし木で大きくなった六義園のつつじが無事に咲き乱れホッとします。
昨秋肥料も植え替えも手入れをしなかったので今年はどうなる事かとヒヤヒヤしていました。

さて以下は自慢のスクスクと挿し木で育ったツツジたち。
1番最初に花をつけるのは花弁が一枚ずつ切れたように咲く薄紫の花車。可憐で控えめでお気に入りです。

花車

そして花車よりほんの少し色が濃いめの琉球紫。イメージする琉球の色鮮やかな雰囲気とは違ってこちらもなんとも控えめ。本当に琉球原産なのか不思議です。

琉球紫

そして霧島ツツジの中では1番元気に育っている八重大山霧島躑躅。勢いがあり華やかで見ているだけでこちらも元気をもらえます。

八重大山霧島

そして今年ようやく花開いた霧島ツツジ。何年かかっただろう。2014年の六月に挿木をしたのでもう足掛け9年です。
霧島ツツジはとても弱くて、12本も挿し木をしたのに3本しか育っていません。そのうちの2本が今年ようやく花開きホッとしています。

霧島つつじ

霧島紅ツツジも9年かかって花開いたかと思うと可愛くて愛おしい。
大きくなっても枝ぶりは細くて華奢なので、うっかり庭に植えて踏まれたら私にとっては一大事。
箱入り娘のごとく植木鉢娘として大事に大きくしていつかは庭に植えたいと願っています。


紅霧島つつじ


暖かくなり雑草の伸びる勢いがよく、草むしりをほんの少しやったところ、先週半ばにひどい腰痛を起こしてしまいこの一週間以上起き上がるのもやっとでした。

整体に行きそれでも痛くて、股関節を柔軟にする体操の本を見て一通りやったところ、みるみる改善されてもうビックリ。身体中の筋や筋肉が縮んでいたようでした。

腰を痛める前、2週間の間家に病人が出て救急搬送、そのほか不幸なことが続き全く運動をしていなかったせいで、一気に筋肉が衰えてしまったとしか言いようがありません。
寄る年波に抗えない事実感しています。

1週間寝込むと一年分の筋肉がなくなる状態だと何かで聞いていたので、高齢者には運動は必須ですね。

木目込の香道具

約3ヶ月ほどかかって木目込の香道具が出来上がりました。
指物師の職人に作ってもらったのですが、職人さんとの直接のやり取りがなかなか大変でした。

箱類に施す木目込のテクニックが素晴らしく、江戸の粋とも言える色のセンスがなんとも言えません。
木目込みの中に埋め込まれている布地はシルクの着物地です。

乱箱

上下の画像は木目込柄の乱れ箱と重香合。

重香合

手記録盆と試香盤 本香盤は木目込柄はなく、モチーフの一つの蝶の形の白蝶貝を菊座として使っています。

本香版 試香版

長岡御家流香道レッスン

コロナで停止していた長岡の御家流香道レッスンが再開して2回目。先生のお手伝いに行って参りました。

ちょうどスキーシーズンの為越後湯沢に行くスキー客がごった返し、午前中発車の上越新幹線はグリーン車もグランクラスも座席指定も全て満席で自由席に。
私の読みが甘かった為何と自由席もすでに立ち席。車内中央通路も人でいっぱいなので結局生まれて初めて新幹線での立ち席体験。
老体にはとてもキツイ! としかめ面が苦しそうに見えたのか、乗車30分後に若い子連れの夫婦が一席交代してくれて、本当にラッキーでした。感謝です。

本日の組香お題はお雛祭りに合わせて「桃花香」

香道お稽古風景

可愛い雛飾りを先生がお持ちになりテーブル上に添えて、万葉集 大伴家持の「春のそのくれない匂う桃の花下照る道にいで立つをとめ」のお歌を証歌として組香が組まれています。

大伴家持のお歌

雅な香りを堪能。お久しぶりに旧長岡藩の御当主もお目見えになり、代々伝わるお雛様のお話や1月末に芝増上寺で催された徳川家継承式に招聘参列された際の献香のお話など盛りだくさんの話題で和やかなひと時となりました。

お稽古が始まる前に、私は急ぎ足で旧長岡藩主牧野家のお雛様飾りを長岡科学博物館まで見に行って撮影して来ました。

2種類の雛壇が飾られて下は所蔵されているお雛様の中では1番新しい104年前のご当主のお母上のもの。

牧野家のお雛様

下はそれぞれのお人形用に布地から機織りする超オーダーメイドの衣装をまとった親王飾りで更に古いお飾り。
三人官女のお顔も優しく優雅な面持ち。
最初の雛壇にある五人囃子はお能の楽器を携えていますが、こちらの五人囃子は雅楽の楽器、笙や龍笛などを持っていて珍しい出立ちです。

お雛様2雛飾り3
三人官女
五人囃子

太宰府天満宮と有田の雛人形

臨時休業中はご迷惑をお掛け致しました。
実は訳あって太宰府天満宮にお参りにやって来ました。
いざという時いつもお世話になり、その都度家族も大いにご利益にあずかり遠く九州まで来てもその甲斐があるというもの。

空港からバスに乗って高速道路を通って天満宮に行くのですが、このバスはいつも満席で立ち席も満席で乗れないことも。
今回は運良く最後の二人分の立ち席が残っていてギリギリセーフですぐ乗車出来ました。
運転席の真横に立って掴まるところがあるのかないのかわからないなかなかリスキーな場所でした。

太宰府天満宮

なにしろすごい人出で人の山、行列を避けて横から人の波を写さず写真を撮りましたが、これからこの本殿が修復に入る為本殿前は仮本殿の工事が始まりブルーシートがかかった状態。
これから3年かかって本殿が修復されるそう。偶然にも運良く滑り込み、本殿内で祈祷とお祓いを受けることができました。

天満宮入口 混雑

本殿にたどり着くまで行列行列。

その後有田で行われている雛の焼き物まつりを見て来ました。
こちらはひっそりでした。
有田 雛のやきもの祭り

やきものの街らしく陶器のお雛様があちこちに見られて華やかです。

マイセン雛人形

品の良い色合いが特徴的な柿右衛門の雛人形までありました。

柿右衛門の内裏びな

雛人形祭りが有田で最初に始まったときに、そのイベントのために製作した6段飾り。

雛人形

香蘭社の雛人形。香蘭社の器は若い頃よく結婚式の引出物で頂いた事があり知ってはいたのですが、元禄時代から磁器製造を始め400年の歴史を誇るとは恥ずかしながら知識がありませんでした。

香蘭社製雛飾り

若冲 出光美術館

先日週に二日の医者がよいの帰り道、出光美術館で開催されている[江戸絵画の華]を見に行って来ました。
友人から中に展示されている国内にはない若冲の作品がとても良かったと聞き及び、あと僅かで終了するこの前期展示を慌てて見に行きました。

予約制なので丁度午後しか空きがなかったのも幸いでした。
若冲晩年の作品が多く、すでに達観してしまったかのような落ち着いた作品で、心和むものがありました。

若冲展

撮影はもちろん禁止で、外に撮影用の上のようなパネルが置いてあり、とてもご親切な事です。

小さい美術館ですが予約制のお陰でゆったり見ることができて、参観者の多い上野の国立博物館のような人疲れもないのが何よりです。

すでに終了してしまいましたが、ミッドタウンのサントリー美術館の智積院展も見事でした。
長谷川等伯親子の襖絵は素晴らしく、迫力があり感動してしまいました。

お茶がいただけた皇居が眺められ休憩所も縮小されていて、久しぶりに来た出光美術館もコロナの影響は否めませんでした。窓から眺められる桜田門の風景は何事もなかったように変わらない景色です。

皇居

今日も初釜

おおよそ三年ぶりに一月中は新年のお祝いがずっと続き、箪笥の肥やしになっているハレの着物の出番の機会が一気に増えて気分もハイです。
まだしばらくお正月気分は終わらないようです。

今日は友人宅でお初釜。長い間会っていなかったお茶のお仲間と十年ぶりぐらいお久しぶりにお目にかかりました。

初釜@friend’s house

全て「寿」のさまざまな漢字で描かれたお軸ですが、一文字一文字色々な寿文字で埋め尽くされ、お手本にしたいぐらい。
今年こそは寿続きの年になりますように。

寿のお軸