フレンチなおしゃれ
2021.12.26 Sunday
フランス料理のレストラン「Re^veレブ」はアトリエのあるアークタウン内にクリスマスイブにオープンしました。
オーナーのお洒落なこだわりで、店内はシック,そしてグランドピアノも入り、プロやアマの演奏も食事をしながらゆったりと楽しめます。
オープンのその日に早速行って来ました。
シェフはスリムで美人の女性、ソムリエ資格もお持ちで安心してワインも楽しめます。
本格フランス料理をこの北国分の地で楽しめるとはラッキーこの上ない。
当分は夜だけの営業で、18席とこじんまりした広さのレストランのためあっという間に予約で埋まってしまうようです。
一番奥にはゆったりできるソファー席も。
セミフルコースとでも言いましょうか、オードブルが4種類,キッシュはトリュフの香り高く季節の食材をふんだんに取り入れて美味です。
さつまいものポタージュにフレッシュな海の幸のタルタル。
そしてお肉はフォアグラがのったヒレステーキ、最後にガトーオーショコラとほとんどフルコース。
都内まで行かずともこんなに豊かな食材で手のかかった本格フランス料理に出会えてしあわせです。
今はフレンチといえどもイタリアン風のオリーブオイルやトマトソースを使った中途半端なフレンチレストランが多いのですが、食通にもお勧めできるお味のお店です。
何よりも生のピアノ演奏がバックに流れるなか、優雅にのんびりとお食事できて久々の忘れがたいクリスマスイブとなりました。
2020.05.02 Saturday
ノーベル賞を受賞したフランス国境なき医師団Medecin sans frontiereから、今回はコロナウイルス感染症緊急援助活動支援の寄付の手紙が届きました。マスコミにはのりませんが国内でもひたむきに大活躍されています。
個人的には、パリで命を救っていただいた医師が、国境なき医師団にも参画していたので、感謝の意を表して毎年寄付を続けています。
昨年から税制優遇措置の対象となり、確定申告の際には送られてくる領収書が有効になります。
日本の医師は残念なことに自分の勤めている病院をちょっと休んで参加すると言うことはできないそうですが、フランスでは医師が希望さえすれば、勤めている病院を休んで難民キャンプなどの前線地帯にまで赴き、医師として人の命を救う活動が許されます。
手術の執刀後に、すぐにまた難民キャンプに数週間赴き、私が退院するころに何食わぬ顔をして戻ってきて、経過の診察にあたってくれたフランス人医師。
日本では国境なき医師団に参加するには自分が勤めていた病院を一切やめなければ医師としての参加は認められないのだそうです。大きな違いです。
日本と違ってフランスは大学はすべて国立なので、学費は無料。医師になりたければお金がなくても志と能力さえあれば医師になれるわけです。このあたりそもそも医師としての志が日本と大きく違うようです。
寄付でできることは金額に応じて以下の通りですが、医療用資材は結構高額なことがわかります。
寄付の方法は
コチラ⇒から
3000円 で医療用防護服1枚
5000円 で医療用防護マスク42枚
10000円 耐溶剤手袋21双
2018.07.09 Monday
ロンドンといえば日本人手芸愛好家にはリバティーは見逃せません。
6月末は既に各国でバーゲンが始まりリバティーでもいろいろな布地もバーゲンセール中でした。
(画像のたてよこの修正をしたのですが、すぐに横画面になって修正できずお見苦しい点お許しください)
二棟あったはずの建物は一棟だけに。売られてなくなっていました。いろいろな古典的なブランドやショップも随分なくなり、その代わりに全世界を制覇している、プラダを始めとした今をときめく大御所ブランドもしくは安売りブランドに取って代わられています。
パリやミラノの中心街にあった布地屋さんが殆ど消えてしまった今、ロンドンのリバティーは頑張っています。ステーショナリーコーナーはなんと今は日本の和紙で作ったノートがメイン。柄が鶴の飛翔だったり、日本人にはお正月でもないのに…と不満が出そう。
結局布地のバーゲン品は日本人ごのみのものはなく、定番の柄は定価のままだったので布地購入はせず、フェルトのアソートを買って何か満足。
2018.07.08 Sunday
ヨーロッパ滞在も終盤となり、パリ Gare du Nord駅からユーロスターでロンドンへ。
まだユーロから脱退しているわけではないイギリスですがパスポートコントロールがあるため乗車には空港以上に長蛇の列。一時間半前にに行きましたが既にチェックイン前の長蛇の列。
まずはフランスの税関検査、そして次にまた長蛇の列に耐えてイギリスの税関でパスポートコントロールをしてようやく乗車待合室へ。時間になる前迄改札が開かないのでここでもまた待機。と日本の新幹線のように大急ぎでホームに向かって飛び乗るということはまずできません。
ロンドンで到着した駅はかつてのWaterloo駅ではなくSt.Pancras駅。10年以上イギリスには来ていなかったのでここはどこ?状態。かつて下町で余り柄の良い街ではなかったところに現在はこのユーロスターの駅が出来て、町の治安も一変してしまったようです。
イギリスのホテルは価格が高く映画でも一時有名になったノッティングヒル駅近くにある人気のB&Bに宿泊。
毎日お庭のお手入れを庭師とオーナーの女性が朝から夕方迄行っていて、イギリス人のお庭好きが伺えます。
朝食はお部屋に運んでくれるのですが、暖かいトースト、たっぷりのジャムや蜂蜜、ヨーグルトにシリアル、たくさんのチーズ、やハム、果物にお紅茶… 食べきれないほどの朝食でした。
家でも朝起きたら誰かがこんな風にしてくれたらその日一日優雅に過ごせそう。
道を挟んですぐにポートベローマーケットにつながるポートベロー通りがあり、カラフルにペンキを塗った建物が続きます。
ノッティングヒルにはロンドン居住中に、子供の学校があったのでよく来たのですが、当時は観光客などこない住宅街でひっそりしていたのに、今はもう大勢の人で賑わい神楽坂や原宿の住宅街の変貌ぶりと似た状況です。
2018.07.07 Saturday
ミラノからはパリのオルリー空港へ。
シャルルドゴールよりパリ市内に近いので空港から市内迄のタクシーフィックス料金も20ユーロも安いのでビックリ。
住んでいた時は余りにも身近過ぎて凱旋門の写真を撮影したことがなかったので、シャンゼリゼに出かけたついでにちょっと撮影。
その後昼食に足を伸ばしてPorte d'orlean ポルトドルレアン近くにあるモンスリ公園内のレストランへ。
しっかりフランス料理が堪能出来ました。食事中に写真を撮るのはやはりお行儀悪いのでデザートになってからちょっと失礼して撮影。いかにもフランス料理のデザートらしく麗しく美味でした。
腹ごしらえが済んだところで本命の金具を探しに。その日は金具屋さんお休みの日だったのですが、日本からわざわざ来た旨告げると、なんだか快くお店に入れてもらえ、運良くサンプル買いが出来ました。
パリで200年も続くという手作りの金具屋さんで、丁度日本の雑誌社が取材に来ていて鉢合わせしてしまいました。職人は2人しかいないので大変な手作りです。
時間もなく、営業日ではないとのことなので、日本ではなかなか見つからない足の長めのツマミを少しずつサンプル用に購入しました。真鍮の色が綺麗です。
急ぎ足ですがパリも一日だけで翌日はユーロスターでロンドンへ。
2018.04.24 Tuesday
家族のお誕生会を久しぶりにレストランでの食事会にしました。
普段は親でもある私達がレストランセレクトを行うのですが、成人した子供達が今回は
神楽坂のルグドゥムヌLugdunumを予約してくれました。
仕事の撮影でよく使うというこのレストラン、オーナーシェフはリヨン出身で、内装や調度品も全てリヨンから取り寄せて作ったという凝りよう。
飯田橋から坂を上がり神楽坂の毘沙門天少し手前を右に折れるとすぐにこのレストランが見えます。
この辺りはフランス人も多く住んでいるので、フランス人客にも絶賛され、まるでフランスのリヨンにいるみたいな良い居心地と評判なんだそうです。
私たち日本人には「そうなんだあ」という感想。以外と地味めです。
スペイン語でまくし立てるおばさまがたが大勢いらして、とても賑やかでした。
さてお食事のオードブル。
そして次はメインのお魚のクネル、お向かいはウサギの肉の料理。イタリーではスーパーでもウサギの肉を売っていましたが、フランスに住んでいた時スーパーにはウサギ肉は見かけなかったことを急に思い出しました。
デザートもしっかり頂きましたが、写真はうっかりでした。お値段の割りにはしっかりしたフランス料理が頂けました。久しぶりにお勧めのレストランです。
2017.02.27 Monday
昨日のお煎茶道お茶会で初デビューした水牛のかんざし、一月のパリで購入したのですが、購入のいきさつを急に思い出し、古くからあるパリのポトフ専門のレストランをご紹介することに。
マドレーヌ寺院の正面右奥横の細い通りにあるポトフ専門店ですが、そのボリュームがすごく、日本の女子一人で完食するのはかなり大変。なのに完食してしまい、お腹がはちきれそうになり、慌てて近隣を散歩。サントノレ通りのグッチやエルメスも近いのでブラブラしている際に見つけたかんざしでした。
レストランの名前は ル ロワ デュ ポトフ(ポトフの王様の意味) お昼はポトフだけのメニュー。
お昼時の店内はフランス人で超混雑。アールヌーボーの古いつくりの店内はとても狭いのですが活気に溢れます。
ポトフの一皿ですが、お肉は握りこぶしほどの大きさの牛肉が2つ。さらにオーソブッコ。人参もカブもキャベツも超大きめなのですがおわかりになるでしょうか?
やっとの思いで完食したのですが、周囲のフランス人たちはこのほかにサラダやワインをたっぷり注文して普通に食べ終えているのにはビックリしました。
2017.01.15 Sunday
ようやく無事帰国しましたが、ショップのブログはセキュリティーが厳しいので海外のフリーWiFiからは掲載ができず、タイムリーなブログ発信とはなりませんでした。今週はボチボチと道中記録をお知らせしてまいります。
最近はずっとトランジットのみでイタリーにはいるケースが多く久しぶりのパリです。
7月迄はまだ厳戒体制が敷かれているということでしたが、パスポートコントロールはたった二人で行っているので長蛇の列。通過する迄1時間かかるのもザラとの事でしたがなんとか40分ぐらいで。
その後シャルルドゴールから市内にはいるのに空港内でとぐろ巻きの渋滞、そして市内にはいるのにも道路規制されていて大変な遠回りで1時間近く費やしてラスパーユ通りにあるホテルへ。最近空港から市内迄は右岸は50ユーロ、左岸は55ユーロと、タクシーは皆定額制になったのでこれだけ時間がかかるので助かります。
観光客だと知らないからと言って定額制の料金にしないタクシーの運転手もいるので、一応チェックして乗車されると良いです。
ホテルからは歩いてすぐにセーヌ川ほとりに出られ、ボンマルシェもすぐの好立地。ギャラリーラファイエットもプランタンも今では中国人に占領されているときいたので、一切行かずにボンマルシェに行ったところ、最上階にあった手芸コーナーは2年前に無くなったと売り場の人に言われ、ショック。
住んでいた時は車で素通りするだけだったこの辺り、初めて歩いてみました。パリはやっぱり綺麗です。
こんな説明看板があったなんてご親切。今度はゆっくり歩いて歴史散歩したいものです。

この写真は1864年から1870年の間に描かれたテュイルリー宮殿で、数字で何世紀に建物が建てられたかの説明をしてくれています。建てた時代が違うので屋根の形状がそれぞれ異なっています。
2012.09.28 Friday
久しぶりにかつてのファッションコーディネーター時代の仲間と会うことに。大病をした一人の快気祝いでそのご本人の自宅に集結。皆一品持ち寄りということで私はキッシュメディテラネ(南仏風のキッシュ=夏野菜のキッシュ)を作っていきました。
そこで今日は簡単なこのキッシュの作り方手順をご披露。
直径28cm前後の型を使用します。
材料
なす(米ナスがあれば1個)
パプリカ 一個
トマト一個
マスタード 少々
卵 3個
生クリーム 200cc
冷凍パイ皮 一枚
ピザ用シュレッドチーズ 1カップ
①ナスは油を少々で、ほとんど油を使わずにテフロンのフライパンで両面焼いておきます。

②冷凍のパイシートをオーブンペーパーの上で薄く延ばしてそのまま型に入れ、フォークで穴を開け、マスタードを塗っておきます。(大事な隠し味です)
③焼いたナスを2段に重ねてパイ皮にしき、その上にパプリカ・空いたところにトマトを置きます。

④パイ皮に流し込む卵をよくといて、生クリームを入れ、バターはレンジで溶かしておいて、さめてから卵にまぜます。
シュレッドチーズを入れて流し込む具のできあがり。
⑤先ほど野菜を並べたパイ皮に流し込んで、170度のオーブンで50分焼きます。
⑥そして出来上がり。
快気したこの友人のご主人は中国赴任中に北京大学の中国文学専攻を中国人を差し置いて首席で卒業し、退職後は中国で教鞭をとっていました。そんな関係で、彼女の家の中国の骨董品級の食器のコレクションはすばらしく、食卓もほとんどすべて景徳鎮はじめ今では入手できない骨董食器でのコーディネート。
明治時代の日本のコバルトブルーの食器も。そして上の写真のお箸はベトナムの水牛製。なんと彼女はお箸のコレクターでもありました。
中国の骨董食器のコレクションも膨大になったため、車庫を改造しお店にして販売していたぐらいで、ようやくお店を閉めたところでした。
2011.11.21 Monday
最近ちょっと困っているのはMailleマーユのマスタードを切らしてしまったこと。これがパリのマドレーヌ広場にあるMailleのお店でしか直接買うことが出来ない出来立てのフレッシュなマスタードなのです。
もちろん市販のビン入りは日本でもおなじみです。
パリのお店に入るとたいてい皆並んでオーダーしているのですぐわかります。2種類の味があり、白ワインのシャブリChablis入りか、ブルゴーニュのシャルドネChardonnay入りなど香りもかぐわしいお好みのマスタードをその場で下の陶器の入れ物に注入して販売してくれます。
今年の5月にあった三越のフランス展では、このフレッシュマスタードがやってきました。一年に一回これから日本でも購入できるかも。